まこぞう

悪の紋章のまこぞうのレビュー・感想・評価

悪の紋章(1964年製作の映画)
2.0
裏切りで人の心を失った元刑事が手段を選ばず事件を追う。悪い人がいっぱい出てくるし、すごくシンパシーなキャラクターが主人公ながら、いかんせん話がダラダラしていて途中でウトウト。尺が長過ぎ。
仲代達矢でも代役がききそうな異様メイクの山崎努が通常に良かった。
始まりのナレーションからダサいし、山崎努の独白も多過ぎる。拷問シーンにイマイチ緊迫感がなかった。
新珠三千代との波止場での会話のシーン、アノ人の首吊り遺体、悪玉がふためくところでのカット割が素晴らしかった。
渡辺文雄の薬の広告看板が写りこんでいた。
ウトウトで見逃したところも多いと思うし、好きな人はかなり好きになりそうな作品だけど、また観直そうとは思わない。
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