Tully

チャーリーズ・エンジェルのTullyのネタバレレビュー・内容・結末

チャーリーズ・エンジェル(2000年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

1970年代後半から80年代初頭にかけてアメリカで放送された同名テレビドラマの映画化第1弾で、キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューというセクシー美女3人による豪華競演が見所。エンジェルの協力者ボスレー役でハリウッドを代表する脱力派俳優ビル・マーレイが好演。その他ティム・カリー、サム・ロックウェル、ケリー・リンチも出演しており、キャスティングに予算をふんだんに使った贅沢なアクション映画に仕上がっています。謎の雇い主チャーリーの元で働く3人の美女探偵に、通信ソフト会社の創設者が誘拐された事件の捜査依頼が舞い込む。犯人と思しきライバル会社社長に接近し捜査を展開する3人だが、やがて意外な犯人と陰謀が明らかになり、彼女らは一転して窮地に追い込まれるという「チャーリーズ・エンジェルVS悪党一味の対決」を怒涛のアクションで活写しています。最大の見所は主演3人による本格アクションで、スローモーションやワイヤーアクションといった小技を取り入れながら華麗なアクションを魅せてくれます。3人1組だからこその連携プレーが鮮やかで、一人が別の一人を水平に持ち上げて360°ぶんぶん振り回して敵を倒すというプロレス並みの大技が繰り出されます。個人の戦闘能力も最高にパワフルで、椅子に縛り付けられた状態から数人の男をたった一人で全滅させるという型破りのアクションにも魅了されます。そして、空中スタント+大爆発で決着を迎えるクライマックスもアクション映画らしいド派手な迫力に満ちています。主演3人のキャラクターがしっかり立っており、特に茶目っ気たっぷりのキャメロン・ディアスが魅せるサタデー・ナイト・フィーバー風のレトロダンスは可愛らしさ爆発。巨乳アピールの色仕掛けで相手を油断させるドリュー・バリモアと知的なクールビューティーを全面に出したルーシー・リューもそれぞれ持ち味を発揮しています。「セクシー+アクション」で攻め抜いた爽快なエンタメ映画。とても良い作品だと思います。
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