なだ

男と女のなだのレビュー・感想・評価

男と女(1966年製作の映画)
4.0
子どもの頃母と一緒に入ったブティックで、洋服の下に隠れながら聴いた『男と女』のメインテーマ。音楽とブティックの雰囲気が大人の世界をイメージさせ強い記憶として残る。
40数年後やっと本編を観られました。

映画解説者矢間敏彦さんのmost Favorite作品らしい。期待通り男女の惹かれ合う細やかな心理描写とカラーと白黒で醸し出すノスタルジックさ、アヌーク・エーメの美しさにため息をつく。

子どもを同じ寄宿学校に通わせるシングルマザーとシングルファザー。面会時に帰りの汽車を逃した母親(アヌーク・エーメ)を車で送ったのがきっかけで付き合い出す。派手さはないが、大人の男女の迷いも良く表現されていて素敵でした。

特典映像の監督インタビューに、実は予算の都合で屋外はカラー屋内は白黒で撮ったそうだ。にしては効果的だなぁ。

死んだ夫がスタントマンだったのに新恋人がカーレーサーだったら危険な職業続きで悩むよね😅
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