ヴェスパー

男と女のヴェスパーのネタバレレビュー・内容・結末

男と女(1966年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

初めて観たがめちゃ面白かった…。

ジャンルイが電報をもらって急いでアンヌのもとに向かう車の中でどうやったらスマートな自分を演出できるか色々考えるが、現場(アンヌ)に近づくにつれ色々考えていた事もまるでなかったように結局がむしゃらに突っ走るところが最高だった。
愛し合っているときに女が泣いてしまい男としては台無しになってしまうが、本当にあれが女心である。(大切な伴侶を亡くしてとてもとても悲しかったんですね…。) ジャンルイが諦めて帰ってしまったらどうしよう、女を愛してるなら全て受け止めてこそだろう!ここが一番全力で行くところだゾ‼︎と喝を入れたかったが(何様だ)、ラストは心配無用で、女はもう大泣きするくらいの嬉しさだっただろうと思った。
ジャンルイが「女心はわからん」と心で思うシーンの字幕を読んで隣の席の男性がクスッと笑っていたが、これは、共感の苦笑いだったのだろうか?(^_^)


序盤の、ジャンルイが息子と赤のマスタングに乗ってるシーンや中盤の浜辺のシーンなどにノスタルジーを感じた。なぜだか昭和を思い出したよ…。