やま

男と女のやまのレビュー・感想・評価

男と女(1966年製作の映画)
4.0
上質な恋愛映画。
お互いに前の連れ添った人との間のこどもがいる。そうした状況がリアルでまさしく大人の恋愛感を出してる。

DVDプレイヤーのリモコンがなくて、仕方なく英語字幕で見たのですが、悪くない。

忘れられない過去を抱えた二人の恋。好きだった人が突然いなくなった過去を忘れるなんて難しい。でも今そんな自分を想ってくれてる人がいる。ラストの抱擁感動的すぎる。抱き合ってる二人をクルクル回りながらカメラで撮るのは、見たことあるが、この映画が一番いいと思った。

モノクロとカラーが憎いぐらいオシャレに散りばめられてる。意図的なのか。

有名なダバダバダな音楽もフランス映画らしくて、オシャレ。
本当にいつも思うのだけれど、フランス映画はオシャレすぎる。街の景観だったり、服装だったりが、オシャレ。

彼女に触れたいんだけどまだ触れないみたいな描写もいいですね。
よくある窓ガラスにうつる自分みたいなシーンもいい。
詩的なセリフがオシャレ。愛は人を変えるみたいなね。
やま

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