1作目。
2007年か。この劇場版の前のTVシリーズがさらに6〜7年前、か。すっかり時の流れを感じる。
何回も観てきたけど、やっぱりキムタクはカッコいいし、面白い検事訴訟エンタメ。
このメンバーが最高。
キムタク、松たか子、阿部寛、勝村政信、小日向文世、八嶋智人、大塚寧々、角野卓造、児玉清。
バラエティとサスペンス、人間ドラマに長けた表情豊かでユーモア溢れる面々に彩られた、フジテレビの検事エンタメ。
対する相手が石橋蓮司、波岡一喜、松本幸四郎、、、そして、タモリ。
相対する面々のパワーも引けを取らない。
とある暴行致死の裁判を担当することになった久利生。
その暴行致死の被告が別の政治家の賄賂を巡る裁判のアリバイの証人になっている。
この暴行致死のアリバイが崩れると、そっちの事件のアリバイも崩れる。
1つの暴行致死の裁判が政治家の汚職と繋がる筋書き。
だけど、事件に大小はなく、人1人の命が奪われていることには変わりはないと、政治や駆け引きに一切関らず、ただただ目の前の暴行致死の事件の真相を探る。
彼のこの単純で真理的な、真っ直ぐな行動指針がとても清々しい、キムタクらしいシリーズ。
フジテレビといえばもう1つ、「事件は会議室で起きてるんじゃない」のやつもあるが、こういうドラマはフジテレビのお家芸と言える。
そして、舞台は韓国にまで行き着き、まさかのイビョンホン、登場、、、クソかっこいい。
この真っ直ぐで、本当はなかなかそんなうまく行かないことがあるのが現実だというツッコミすら入れるスキを与えない展開、、、それでいて、しっかり悪事を暴き、真実を見つける。
それでも、小さな糸口を決して諦めずにこだわり抜いて1つ1つ検証する。
時には強引に、世間的なルールや慣習を無視して、真っ直ぐに。
それで目の前の困っている人を救えるなら。
現場のイチ検事が、何を出しゃばるか。
違う、彼らが出しゃばらなければ、揉み消されるモノがある。だから彼らは戦う。そこに大小、上下はない。
なんだかんだアツくなれるシリーズ劇場版。
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TSUTAYA DISCAS運営の映画コミュニティサイト「Discover us」にて同アカウント名でコラムニストをさせて頂くことになりました。
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別視点で色々映画について書いていこうと思います!ご興味ある方は是非お待ちしております!
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