まみ

ラヴ・ストリームスのまみのレビュー・感想・評価

ラヴ・ストリームス(1983年製作の映画)
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忘れたくないところ↓
部屋の外の様子を伺うためベッドの上を這うように膝立ちで移動するジーナローランズを斜め下から映すショット/ロバートが卒倒したサラが回復したあと何か説き伏せるように大丈夫だと声をかけるシーン、背後に暖色の灯りがあって部屋の中は真っ暗だから、二人の顔のシルエットしか見えない
もう暗い画面と夜しか愛せない…

愛は絶えず流れていくもの/愛したら女は秘密を話す、話さないのなら、その秘密は消えてしまう


「愛は絶えず流れていくもの」滝口から滝壺へザパーッと大量の水が流れ落ちるような激しさかしら?終盤にかけて卒倒が激しくなっていったサラにとっての愛は自分の大きな不足を満たすものだった。強く求めること、それ自体が生命のエネルギーだから、サラの飢えと枯渇は滑稽ではありながら目が離せないくらい美しいと思ってしまう…
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