ラヴ・ストリームスの作品情報・感想・評価

「ラヴ・ストリームス」に投稿された感想・評価

愛は流れて、止まることのないということを滝行みたいにひたすら観せられる。めちゃくちゃ面白かった。もう少し恋愛経験積めばもっと面白いのかも。名言ぽいセリフがいっぱいあるが、分かるような分からないようなセリフばかりやった。
Guy

Guyの感想・評価

3.1
浮き彫りになった血管に注射針を刺されそのまま一気にカサヴェテスの血を流し込まれるようなリアルな人間のリアルな狂気を体感させられる作品が好きなんだけど今作はかなり落ち着いた模様。
世間的にはカサヴェテスの集大成で最高傑作だって言われてるけど。
しかしこの愛の寓話もまた一種の狂気であることには違いないね。
拒絶される絶望。平気な顔をして相手の心配まで出来る余裕を見せるが隠しきれない本心。ラストの表情。
2人の人間の永遠に埋めることのできない孤独。
このジレンマこそがカサヴェテスの伝えたかった人間の本質なんだなぁと。
そして今作が実質的な遺作になってしまったというのもストーリー性をさらに強調しているように感じられる。
しかも主演はカサヴェテスとその妻ジーナローランズ。
全くどこまでも粋な監督ですな。
ジョンの顔、ジーナの顔
ジョンの言葉、ジーナの言葉
愛こそすべて、それが人生
大きくて複雑で口を開けて笑ってる愛に、
背骨が折れそうなほど抱きしめられた
愛を撒き散らして死にたい

ShotaTerai

ShotaTeraiの感想・評価

5.0
病める現代のミューズ=ジーナ・ローランズ。涙なしでは見られないです、と書きつつも笑えるところも最高
か

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4.5
これは面白い。各人にとって最も必要な愛の形とは何かを考えさせられる。それが波のように姿を変え続ける限り、この映画にも終わりが無いのだろう。あるいは、死か。
Lisa

Lisaの感想・評価

4.0
とてもとても良かったのだが、もっと噛み締められたはず、、色々観て、出直し。
dude

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3.8
愛が流れていくものとすれば、そう簡単に向きを変えられないことも頷ける。
面白いとは思いつつも捉えどころがなく作品としても流れていってしまった。要再見。
JAmmyWAng

JAmmyWAngの感想・評価

4.9
ロバート周りの関係性の希薄さは『フェイシズ』的だし、社会的に精神科医を必要とするサラのパーソナリティは『こわれゆく女』だし、超ついでに言えば車の横転滑走は『グロリア』でもあった。それらがそれぞれの形で「愛」を描いていたのは明らかだけど、『オープニング・ナイト』でもボロボロになりながら現実に立ち向かうマートルを助けた舞台上での愛があったし、『チャイニーズ・ブッキーを殺した男』では厄介な現実を舞台から観客への愛に代えて歌っていたと思うんですよね(Mr. Sophistication曰く"I can't give you anything but love")。

『ハズバンズ』とか『愛の奇跡』はまだ観てないから分からないけど、いずれにしても、カサヴェテスはこれまでも「愛」を描いてきたじゃないかと感じていて、本作はなんか総決算みたいな事になったりするのかと思えばそんな明確な筋道は無く、最終的には狂気的に愛へと回帰していく女と、それによって孤独になる男が描かれるのである。満を持して「愛の流れ」が物語の重心を獲得したら、結局どうしようもない現実こそが浮かび上がってきたという感じで、蓄積されてきたフィルモグラフィーによる重みが半端ないのである。

ラストシーンには、虚構でありながらも限り無く現実に肉迫する切実性があって、えーもうどうしようと思ってしまうのは確かなんだけど、でも多分、僕はこれをまだ本当の意味で飲み込めていないと思う。
とは言え、動物のくだりや、特に後半の夢シーンなどは、愛ゆえのとんでもない愛くるしさに溢れていて笑いを禁じ得なかったりもして、咀嚼仕切れない奥行きはあるけども、やっぱり作品は普遍的で豊かな情感に満ちているとも思う。

恐らく、僕は何度でもこの作品を観なければならないだろう。劇中何度も繰り返される、"love is a stream - it's continuous, it doesn't stop."という言説を、虚構的な狂気をベースに信じたい派(過激派)の一人として。

そしてラストシーンで流れるミルドレッド・ベイリーの、
"Where are you
Where have you gone without me
I thought you cared about me
Where are you"
というリリックにも、極めて禿同せざるを得ない派(現実派)の一人として。
財力で武装して愛情を買い、生活を潤そうと躍起になればなる程壊れていく愛。対して、フランクな恋愛に見切りをつけているが故に折り合う事が出来ない愛。その双方が関わり合う中で軋みながら砕け散る兄弟、親子愛。愛の持つしなやかなさとそれに立ちはだかる巌のような険しさを兼ね備えた、人の気持ちに寄り添える逸品。
shun

shunの感想・評価

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これのテーマは愛だというのは多分間違いないが、どんな話かて聞かれても構成を言うのも難しいねんな。シリアスになったり感動面にふれたりシュールにふれたり主人公二人もクセがすごい。
玄関で殴られて倒れるとこはいきなり泣きそうになった。急にくるねん
クラブでナンパしたシンガーの母と踊るとこは人生と虚無を感じた。
動物を買いまくるのとプールに飛び込むのはなかなか思いつくことではない。
カサヴェテス二本目
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