まみさんの映画レビュー・感想・評価

まみ

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彼女たちの舞台(1988年製作の映画)

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ええーーよい( ; ; )何もかもいいかも( ; ; )
他のリヴェット作品もそうな気がするが、キャストの動きにぴったり張りつくように動くカメラワークが…トマがグラスからカクテルを飲み、机の上にグ
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チーズとうじ虫(2005年製作の映画)

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正直さいきん労働するのに手一杯で映画館に行ってみてもああ映画終わったあとどうしよう…と考えてしまうこともしばしばで。でも『チーズとうじ虫』はそんな時間がなかった、豊かだった。大好きだとか愛してるとかそ>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

あゆさんとわたし観終わるころにはズビズビ。泣きながら残ってしまったポップコーンをぽんぽん口に入れるあゆさん(こういうのが大事なのよ)
36歳のナヨンとヘソンがNYで再会するパートで二人を映すショットが
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ブレインウォッシュ セックス-カメラ-パワー(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

またジャンヌディエルマンのすごさを知る

季節のはざまで デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

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サミー・フレイがバスを降りるロングショットからカメラがゆっくり右に旋回して廃ホテルの景観に到達する息を呑むショット。カメラの動きそれ自体がまるで舞踏のようでたまらん。記憶は脚色され、削り取られ、揺らぎ>>続きを読む

コロッサル・ユース(2006年製作の映画)

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意識が朦朧としてたので誰がどんな関係だったのかもよくわからんかも😇(全部娘or息子なの…?)色濃く覚えているのは、路地裏でヴェントゥーラが人を待っている?ショットで、誰も動かず、喋らないのに左側に蚊柱>>続きを読む

美しき仕事 4Kレストア版(1999年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

訓練、洗濯をすること、アイロンをかけること、フランス語が充分に話せない相手へ言葉を教えること(同じように唇を動かすこと)。クラブでのナンパよりも、模倣を繰り返して息が揃っていってしまうこれらの装置の方>>続きを読む

異人たち(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

アンドリュー・スコットの顔にはほとんど光が当たらない。少なくとも全顔が照らされることはほとんどなかったはず(逆光の位置にいたりする)
暗いなかわずかに絞って彼を照らす光が、その顔のほうれい線や、ゴルゴ
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リトアニアへの旅の追憶(1972年製作の映画)

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字幕がなかったのでほんとうに映像だけを観た感想(いただいたテキストあとで読み直す୨୧)
メカスがどんな顔で被写体を映していたのかが、映される人々の表情からなんとなくわかる。願わくば愛を愛のままにして、
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

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注意力散漫だから3時間身悶えしながら観てたということは言っておきます(?)ほんと白目。観てる時つらいけど後からよくなってきたかもしれない。映画のことを信じているというエリセだったら、やっぱり「瞳をとじ>>続きを読む

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

フランケンシュタイン。目をとじて見えるものに吸い込まれてゆくアナ。わたしも死んだらどこに行くんだろうとか、洗濯機の轟音が何か追い立ててくるようで怖かったりとか、昔は目を閉じてこそ強く感じられるものと交>>続きを読む

ミレニアム・マンボ 4Kレストア版(2001年製作の映画)

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ハオといるときは永遠に鳴り続けるクラブミュージック、それと対照的にガオといる時は、その部屋はとても静かで。あ、世界ってこんな静かだったのかと思った。ともに躁状態に陥っているようなハオとヴィッキーと、フ>>続きを読む

アタラント号(1934年製作の映画)

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カメラを置く場所のあまりにも鮮やかな自由さ!カメラをそこに置いて、その位置に俳優を置かないと生まれなかった展開みたいなものを明確に認識できてたのしかった
あと船頭のおっちゃんの出鱈目で無計画な刺青🤔

The Human Surge 3(英題)(2023年製作の映画)

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360°カメラが回ることによって映像はカット割を失って弛緩し、フレームの枠を飛び越えて全てを映そうとするが故に実像を歪めた、のだと思った。でも湖に浸かって語らう彼らが美しすぎて、そのカメラの虜になった>>続きを読む

ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

『一晩中』や『シモーヌ・バルベス、あるいは淑徳』なのかな🥹
▼感想というかメモ📝
女が駅のミラーに映りこむのを反対側のホームから映すショットとか、コンビニの防犯カメラに映り込むショットとか。女が夜道を
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Here(2023年製作の映画)

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多分年間ベストに入るし人生ベストにも食い込むと思う、ヤバい
人と接する以前の段階にある、わたしの魂を覆っている根源的な疲れについて。それは殻のようであり、鉛のようである。男はいろんな人とすれ違ってゆく
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すべての夜を思いだす(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

広いような狭いような多摩ニュータウンの中で、人と人が繋がるというよりも交差することは、コロナ禍一人で家にいたときに、誰かの息遣いが欲しくなった、あの時に私が甘受していたら、それはそれは堪らなかったもの>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

桃源郷を作ろうとしている?

2/12再見
あ、こんなこと言ってたんだ、とか渋川さんこんないい表情してたんだ、とか発見があった。やっぱり映画館で観るのがええね。
丸くて清い。もちろん彼らの病気がこれで
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

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恋愛?のようなことをしているように見えてほとんど噛み合っていないふたり

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