いやよセブン

ラヴ・ストリームスのいやよセブンのレビュー・感想・評価

ラヴ・ストリームス(1983年製作の映画)
3.0
ジョン・カサヴェテスが監督、妻のジーナ・ローランズと姉弟を演じ、夫婦愛が感じられる作品。
姉は離婚調停中で、娘はエキセントリックな母を嫌い、父と暮らしたいと言い出し、またもやおかしくなる。
弟は小説家で独身、女性には不自由していないが、実子との関係がうまく作れない。
こんな弟の家に姉がやってきて、互いに相手のことを思いやるのはいいが、やってることはヘンテコなことばかり。
中でも、姉が弟を励ますために動物を買い込んで連れてくる一連のシーンは見もの。
ジョン・カサヴェテス監督の作品としては、実質的に遺作のようなもの。
夫婦が姉弟を演じているわけだが、二人の演技がとても印象に残る。