多くの若い女性ファンらを自宅に住まわせるという変わった生活を送る作家のロバート
クラブに行きシンガーの女性に想いを寄せたり自分の意のままに奔放に自由を生きる
離婚歴があり8歳の息子がいるが会ったこともなく関心を寄せない
元妻から1日だけと預かり初対面するがどう接したらいいのかわからずひとりカジノに行ってほったらかしてしまう
必死で自宅に戻りたがる息子を家に送るが元妻の夫にぼこぼこにされる
ロバートの姉サラは夫との離婚協議中
夫と娘に愛情を注いできたが強い性格ゆえ衝突する
非情にも娘は夫との生活を強く望む
サラは精神のバランスを崩してしまい不安定な状態に
何をしても満たされず孤独を深めていく
ロバート家にやってくる姉のサラ
家族との関係もうまくいかずどんどんと精神をきたしていく
彼女の見る夢も歪んでいる
様々な動物を家に連れてくる
ロバートはただただサラの事を受け止めていく
愛は流れ続けるものなのよ。止まることのないもの。とサラ
その愛が強い故に夫や娘との関係性が歪んでしまう
一方、人たらしでプレイボーイなの不器用で本当の愛を知らない弟ロバート
どう形容したらいいのかわからないし、ストーリーや起承転結のあるような映画ではない
ただそれぞれの人生と揺れ動く感情と滑稽さ
どこに行き着くのかわからない人間関係を味わう作品
カサヴェテス作品に興味がわいた
他の作品も見ていきたい
★2023年 映画館で鑑賞
80本目
小さなシネコンにて
金曜のレイトショー
10人程度
