Chico

運命の女のChicoのネタバレレビュー・内容・結末

運命の女(2002年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

映画「天国の日々」でリチャード・ギアを見て、他のも観たくなって(もっと有名なヒット作が多数あるけど)本作を鑑賞。

全編ハイブランドのCMみたいな映画だった。インスタ映えしそうなインテリア、ファッション、街並み。そして美男美女。ストーリーはとりあえず二の次になってしまった。愛人とのやり取りが長く、大きな展開は中盤以降に起こるため、間延びしていて少し退屈になった。
コニーとポールの関係に愛を感じなかったので相思相愛の愛人というよりセックスフレンドに見えたし、エドがその穏やかな性質からは絶対に犯さないであろう罪を背負うところで別の映画にすり替わったような違和感を覚えてしまった。エドはあんなふうに亡骸を扱うような人物だったのか?あの幸せな9歳の息子が背負うかもしれない悲しみと苦しみについて一瞬でも考えられないような人物だったのか?
裏切りへの憎しみと怒りに我を忘れたキャラの豹変というより設定の崩壊に見えた。

リチャード・ギアの穏やかな雰囲気と優しい笑顔はすごくよかった。
この監督有名な作品沢山あるので他のも観てみたい🙂
Chico

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