こぅ

ジャガーノートのこぅのレビュー・感想・評価

ジャガーノート(1974年製作の映画)
4.1
久々2回目の鑑賞。

【ナック】、【スーパーマンII】のリチャード・
レスター監督による【ハイジャック・サスペンス】。

この手のシンプルな結末で、強烈に覚えている作品
は、再鑑賞しないのだが、、観直してみると結構面白い。

今では結構見かける爆弾の「赤を切るか⁈ 青を
切るか⁈」の元祖、発祥でエポックメイキングであろう。

豪華客船ブリタニック号が1200名を乗せて出航、北太平洋真ん中辺りに差し掛かった時、[ジャガーノート]と名乗る男から脅迫電話が掛かってきて、ドラム缶時限爆弾7個を仕掛けたと告げ、50万ポンドを要求してきた。爆破までの残り時間は22時間…。

'70年代作品特有⁈やはり本作も緊迫した船内の中
でもユーモア、余裕がある。

爆弾処理班のエキスパートが登場して、ドラム缶を開けると中は結構凝った仕掛けで【ブービートラップ】もある。
エキスパートの主任的ファロン(リチャード・ハリス)は、男気があって、言う事もいちいち格好良く惚れ惚れする。
相棒のチャーリーが[サスペリア2]等でお馴染みの【デヴィッド・ヘミングス】とは、当時は分からなかった。
限られた時間の中、船外では、政府とのやり取り、刑事(アンソニー・ホプキンス)の犯人探しも見所。

特撮の無い時代、嵐も爆発も本物。


緊迫したラストでの決断が、日本のある◯◯マの一編でまんま流用されている。
こぅ

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