このレビューはネタバレを含みます
大空港、タワーリング・インフェルノ、サブウェイ・パニック、本作品と、とても好きな作品群。現代でもこういう感じの映画を作って欲しいものだ。緊張感の中に個性的な登場人物あり、プロフェッナリズムあり、人間ドラマありで楽しめる。下手な刺激的映像など無用だ。
リチャード・ハリスの「ファロン・ザ・チャンピオン」の歌が印象的。これぞプロフェッショナリズム!
船上に払拭しようと孤軍奮闘する太っちょな船員が健気。そのおかげでダンスが始まり、皆が大切な人とのひとときを過ごし始めるシーンは感動的。
身代金の受け取り男が現金を持参していたら、その後の展開はどうなっていたのだろう?スコットランド・ヤードの対応はやや場当たり的ではなかったろうか。