TODO : Kill Beast

ホラーポッドキャストの司会を務めるアレン氏。この度、不審な影に怯えるリスナーがライブ中に自殺したことで、全てを失い降板の憂き目に…。そんな彼に持ち込まれたのは、”森に棲む目の怪物” に悩まされるお便りと、付属されていた多額の退治依頼料。

早速向かってみた先で彼を迎えるのは、とにかく偏屈なダンという老爺。「お前の番組とか嫌い、死んだ妻のため」らしい。そんな爺さんのトラップ塗れ農場にて、ギクシャクと怪物の出現を待つことになるが…みたいな。

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(なんだ…この…目…？)となって視聴した農場モンスターパニック！…ではない、違う気がする…。微妙にヒューマンドラマめいたホラーコメディって言った方が近い…？
怪物退治に奔走し、罠罠&罠の農場を作り上げた老人との不思議なひと時…という話。

最初完全にモンスターパニックの目で観てたんですが、農場に来てからの ”待ち” の雰囲気で (これ怪物やらないな) と察してたら案の定。怪物は本当にミリです。1時間手前までは妻を恋しがる孤独な老人のセラピー的な内容になっていて、それはそれで良いけど退屈ではあります。

ただ、そこから突然ノンストップのスイッチに切り替わり、ひたすらのあれやこれやが笑う。この転調っぷりはそこまでの退屈さを消し飛ばせてると思うので、結果的には ”良い溜め” だったんじゃないかなあ…っていう。これ系はそのまま死んでいって忘却される連中も多いからね…。

というわけで、ネタバレは厳禁な内容ですが、程よく笑えて程よくシンミリする非常に何だか変な奴でした。ちょっとオススメ。僕は好き。

個人的に気に入ったのは、自走式丸鋸マシン、銃降りてくるとこです。