中国で史上最悪の被害を出した唐山大地震を扱った映画。
瓦礫の中に取り残された姉と弟。
助けることができるのはどちらか1人だけ、と言われた母親が衝動的に選んだのは男の子。
実は生き残っていた姉。
2人の別々の人生を追いかけた壮大なドラマだった。
姉を引き取った養父がとにかくいい人。
寡黙で懐が深くてあったかい中国人の父親像そのままという感じ。
兄弟の再会のシーンは韓国映画と同じくらい、とまではいかないもののもう少し派手にやっても良かったんじゃないの?と思うくらいあっさり終了。
中国人の家族観、人間性が丸ごと詰まってるような作品なので、中国人の頭の中ってどーなってんの?ってことを知りたい人にもおすすめしたい一本。