シリーズ第7弾。
ゴジラファンに評判の悪い「福田ゴジラ」の第1作目。
1966年(昭和41年)とは特撮界に大変革が起こった年。
【ウルトラQ】【ウルトラマン】と劇場に行かなくても毎週お茶の間で怪獣が見られるようになり怪獣映画はトドメを刺されました。
その後、ちびっ子たちに迎合するように低年齢化娯楽作品へとなっていきました。
その歴史的転換点がこの作品。
主人公《宝田明》の役どころも金庫破りという小悪党。
正義の人だった《田崎潤》や《平田昭彦》が敵役となり呆気なくヤラレてしまう始末。
最後の《円谷英二》監修のゴジラ作品ですが、実際は何もしていないようです。