やってまいりました
姉さんと巡るゴジラ
今回は「若大将シリーズ」の福田純監督が
ゴジラシリーズに初参戦した
ゴジラ×若者の青春群像劇という
また珍しい組み合わせの作品
話は
南太平洋でマグロ漁船ごと行方不明になり
地元のイタコが船員は生きているという予言を信じて
兄を探しにマスコミを頼って
良太という青年が上京してくる
ヨットが賞品として手に入る
「耐久ラリーダンス大会」
(要は、ゴーゴーを最後の1人になるまで踊り続ける、我慢くらべ的なアホイベント)
に彼が乗り込んでくる
そこでギブアップした2人の若者
仁田と市野と知り合い
物好きな奴と勘違いされ
その夜ヨットを見に葉山海岸へ向かい
港に碇泊してあった太平洋横断用ヨット
「ヤーレン号」を見つけるが
中に銃を持った
物騒な男がオーナー面して乗っていた
翌る日の朝
目覚めるとヨットは港を離れ
海を進んでいた
そう
良太が勝手に動かしていたのだった
無論、世間ではヨットが盗難事件に遭ったと
騒いでいた
結局3人は良太の兄探しに付き合わされることに
しばらくしてヨットは酷い嵐に遭い
さらに海から現れた巨大なハサミに襲われ
一行は南海の孤島「レッチ島」に打ち上げられたのだった‥‥
正直この作品はもうツッコミ所しかない
自分の中ではシリーズの中でも
屈指のアホ作品なんだよなぁ🤔
とにかく若者に見えない連中が
島で水爆作ってる悪の秘密結社と茶番を繰り広げ、ゴジラとエビが戦う映画🤣🤣🤣
もう最初の耐久ラリーダンスがアホくて爆笑でしかないっていう
何やってんだ当時の若者よ、みたいなシーンがあったり
秘密結社がどう見ても時代遅れのナチ感を彷彿とさせる
とにかくボス役の平田昭彦の格好がクソダサいっていう🤣
軍服に眼帯ってww💦
キャストは
前作「怪獣大戦争」から宝田明氏と水野久美さんが違う役だが続投
さらにモスラを呼ぶ小美人が今作から
ザ・ピーナッツからペアバンビにバトンタッチしてる、後にも先にも、ペアバンビが演じた小美人は今作のみ
実は今作
元々の企画経緯は
キングコングでもう1本作ろうという
自分の「キングコングの逆襲」のレビューを読んでもらえればわかるのだが
それの没案の1つであった
「ロビンソンクルーソー作戦 キングコング対エビラ」のシナリオを
ゴジラに変更して作った作品が今作なんですよね
で今作の怪獣たち
まずゴジラ
今作のゴジラは人類の味方でも敵でもない
中立的存在
やたら擬人描写が多くて
正直前作以上にかなりガッカリなキャラクターになってる
とにかく強いには強いんだけど
マヌケというか、なんか怖くないんだよな
でもって何故か座ってうわの空向いたり
加山雄三の「僕は幸せだなぁ」(鼻の頭を指で擦る仕草)をしたり
エビラと岩でキャッチボールしたりと
とにかくマヌケな描写が目立つ
で敵怪獣ですよ
エビです🤣🤣🤣🤣
ただのデカいエビです🦞
もうそれ以外の何ものでもないっていう
タイトルにモスラついてるのに
ちょい役でしかないし
なんか残念な作品なんだよな
やっぱり元シナリオがキングコングありきだったからゴジラに置き換えたのが無理矢理だったんだよ🤣🤣🤣
そんな次回はついにゴジラに子供が現れます
🤣🤣🤣🤣
