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The Stranger(英題)
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『The Stranger(英題)』に投稿された感想・評価

Omake
4.0
ずっと新潮文庫の『異邦人』を持っていたのだけれど、どうしてもその世界に入り込めず、数ページめくっては諦めるというのを繰り返していた。

映画はヴィスコンティ版は見ていなくて、こちらの作品を観て、初めて雰囲気を掴み、その後一気に本を日本語で読んだ。

映画はモノクロームで、光の描写が美しく、アルジェの熱気や後半牢屋に差し込む光、そして「太陽のせい」というナイフに反射した光など、映像ならではの演出がいきていた。

本では主人公ムルソーの一人称で語られているが、映画では一人称のモノローグは入っていない。映像と会話だけで彼の乾いた性格、自身も含めて全てに対する無関心さ、異邦人、étrangerが持つダブルミーニングがよく表れていた。

本の解説にあったが、ムルソーにはモデルとなる人物がいたそうで作者カミュはムルソーという人物をとても気に入っていたらしい。
この作品のムルソー役の俳優は初めて観たがよく雰囲気に合っていた。ま、最初に映画の方を見てしまったせいもあるけれど。

何が「不条理」かといえば、何もかもが不条理だと思った。
彼がアラブ人を殺した理由も、フランス植民地下の裁判における人種の偏見も、そして裁判で争われたのは殺人事件そのものではなくて、その少し前にあった彼の母の葬式で彼が泣かなかったから。つまり、言ってみれば彼が善きキリスト教徒ではなかったから。

映画の終盤、刑執行の直前に聖職者がやって来るのだが、そこでの2人の会話には若干創作があり、それは裁判の不条理について明らかにする場面となり、このシーンがあったことで私には分かりやすかった。


最後の墓シーンはオゾン監督の創作だろう。
思ったより原作を覚えてなかった。

あんまり映像化の必要性を感じなかった。変にアップデートしようとして、でも原作をリスペクトしたいのか、そちらには踏み切らないみたいな変なバランス。強いて言えば、法廷劇なら当たり前かもしれないけど、映像で見せた出来事の言語化は面白くはあった。

曖昧な記憶だけど、確か原作はムルソーの論理を読んでいくと、論理の破綻(いわゆる不条理)を論理的に納得できるみたいな感じで面白かったような印象があったんだけど、少なくとも映像化ではその印象は無かった。
『異邦人』といえばムルソーで、ムルソーといえば『異邦人』。ママンの死にはほとんど無関心で、女と海岸でいちゃついて、「太陽がまぶしかったから」アラブ人に五発のピストルを撃ち込んだムルソーの、自身の感情からさえもデタッチメントしているかのキャラクターをいかにつくり出すか。それが映画化にあたっていちばん鍵を握っているのは誰しも直観するところだろうと思う。
 過去にはヴィスコンティがマストロヤンニ主演で映画を撮っているけれど、確かにマストロヤンニよりもいまをときめく若手俳優の仲間入りをしたバンジャマン・ヴォワザンの雰囲気のほうがムルソーにちかかったとは思う。ただ、これはオゾンのせいかもしれないけど、どうしても〈ムルソー〉のイデアを追いもとめすぎて生硬な感じになっていたのも否めない。誰もが知っている有名小説のわりに映画化が少ないのは、カミュが原作でムルソーをこれ以上ない絶妙なバランスでつくりあげていたことの証左かも。
 あと今回思ったのは、1940年代のアルジェの街を再現することの難しさだ。それもあって白黒を選択したのかもしれないが、小説ではあまりなかった(はずの)風景描写に映像は背を向けることはできない。当時のニュース映像を引っ張ってきたり、苦労のあとは窺えたが、これもあいまって作りものの感があった。たぶんカサブランカとも、タンジェともちがう、アルジェの感じ。行ってみたいものです。

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