スローモーション男

お引越しのスローモーション男のレビュー・感想・評価

お引越し(1993年製作の映画)
5.0
 素晴らしいの一言。

 オールタイムベストに仲間入りした。

 離婚した両親が別居し、小学6年生の娘がよりを戻そうと奮闘するコメディドラマ。

 相米監督の長回しが素晴らしすぎる。

 途中、家出を計画するレンコと母親との喧嘩シーン、そこに父親が入ってきて夫婦喧嘩が始まるシーンは迫力があった。
「なんで産んだん?」と問いかけるシーンで号泣😭😭😭💦

 両親の離婚を通して大人になる通過儀礼を描く。後半の祭りのシーンで上手く表現しているのは本当に圧巻。映像で物事を語るということは、こうだと感じました!
相米慎二は本当に天才だと改めて感じました。