お引越しの作品情報・感想・評価・動画配信

「お引越し」に投稿された感想・評価

自分にとってしっくりくる映画久しぶりだ
台風クラブ然り、相米監督は子供の野性、いらだち、葛藤、得体の知れない感情を描くのが本当に上手い
子供は未熟だけど、しっかり考えて感じて生きているのだ
そして後半の幻想的な光と影の映像美よ…
田畑智子のアクションと表情、終盤のスペクタクルな画面の連続。
さゆ

さゆの感想・評価

3.8
中井貴一さんが若い。
桜田淳子さんの圧感の演技。
田畑智子ちゃんのなんとも不思議ちゃん的な可愛さ。

そして鶴瓶さん笑、、細いし髪が今よりある笑。


夫婦の別居のお引越しから物語はスタート。
子供目線の繊細な心情。

お風呂場に立て篭りのシーンはホント迫真すぎて鳥肌。
桜田淳子さん凄い!
田畑智子ちゃんの歌に癒されたけど涙出た。
頑張れ〜みんな頑張れ〜🎶って(聞いた事あるけど誰の曲かな)


子供って小さな胸でいっぱい考えてるし、感情だって溢れてる。
いつの間にか大人になっていくんだよね、、。
菩薩

菩薩の感想・評価

4.5
大人と子供の境界線をどこに求めるかが、この映画の場合では何かを与えるか、それとも与えられるかの差の様な気がするが、例えば琵琶湖畔行きの電車の中でのレンコは無意識(?)におやつのプリッツを母から遠ざけ独占するが、帰りの電車ではくしゃくしゃになった離婚届を差し出した後に、自ら進んで母に「食べる?」とおやつを差し出す。父と母の手を離れ、と言うか現実から逃げ出し、子を失った老人の庇護下にある内のレンコはまだ明確な子供であるが、彼女が「早く大人になるから!」と叫んだ後に、その身体には唐突に初潮が訪れ、そして森を抜けた先では子供である自分との決別(死別と言っていいのかも…白い服が死装束にすら見えるし、なんなら三途川にも思える)の儀式が行われる。子を失った老人に「来年また来るから」と口約束をした様に、帰りの電車内で母とも「来年また来ようね」との口約束が交わされるが、レンコはおそらくそのどちらの約束も果たされないであろう事をこの時点で認識している。人生は楽しい事ばかりが待ち受けているわけでは無く、何かを与えられるばかりでも無く、悲しい事、辛い事、そして何かを失う事(=与える事)を通して自分を変えていく事が求められる。全ての「契約」が履行される筈など無く、結婚などその際たる例であるが、「親」を失い「家族」を失えど「私」は「私」を手に入れるのだとの「未来」がエンドロールで提示される。祭りの終わりの少し物寂しい気分はあれど、その清々しさの先に希望を観る。あの湖畔は「父に、ありがとう 、母に、さようなら 、そして、全ての子供達におめでとう」の世界の中心でアイを叫んだけものへと接続される。

このレビューはネタバレを含みます

中盤、レンコの立て篭りに際し、集まった大人たちが衝突するシーンに鳥肌。罵り、風呂場のガラス戸を殴り割る母ナズナの一連の言動には何か纏っているような迫力を感じた。腹を痛めて産んだ我が子に迫る母親の迫力というか。それに気圧された。
同級生たちが皆でレンコを囲い追い詰める場面で膝を掻く子とか、学校に乗り込んで来たナズナを追いかける小学生たちの後を一輪車で追う子とか、なんかとても子どもらしくて好き。
終盤の湖も幻想的。日本家屋に三角形の食卓を置いたセンス!
Johnson

Johnsonの感想・評価

4.0
両親が別居生活を始め母と二人で暮らすことになった少女レンコ。三人一緒に暮らしていた頃の楽しかった日々を取り戻すため、様々な問題を起こして二人の注意引こうとするが、次第に家と学校の両方で行き場を失い、少女は二人の元を離れる決意をする。

離婚騒動を大人に振り回される子どもの視点から描くなんてのはどうもありきたりな気がしていたが、冒頭の家族三人で食卓を囲んでいる場面を観た瞬間からそんな事はどうでもよくなっていた。子どもとは思えないほど力強い演技をする田畑智子の魅力が溢れんばかりに映し出されている。

監督の『東京上空いらっしゃいませ』は臭い台詞が多過ぎて苦手だったが、今作も無かったわけではないものの眺めたくなるシーンが多く、なにより田畑智子のおかげで終始楽しんで観ることができた。特に後半の鈴木清順の作品を彷彿するような怪奇さは、やはり日本人にしか描くことができないだろうと改めて思う。
の

のの感想・評価

4.4
なんだかよくわからないけども、とても響いた。
夫婦の関係が娘によって修復する映画かと思いきや、その関係性を受け入れる娘のお話だった。
この時代の日本いいなぁ。
仲が悪いからといって情がない訳ではない二人。現代だったら絶滅危惧種だろうな。
演技が下手だから悪い映画とかそういう訳ではないのだと。
女の子が一番大人なのが面白いな。店員さんにありがとう言うのも女の子だけだし。
れんの視点で描きながらも刺さるのは夫婦の心情。
ラスト鶴瓶の顔めちゃ笑った。
森の熊さん歌ってるとこ、すごく感動した。
kotomi

kotomiの感想・評価

3.5
ジャケのセンスが良くて、観たかったやつ!そして相米監督はお初。

幼い時の方が親を思いやる気持ちが純粋で、ある意味、自立していたかも、と思い出した。

必死にもがいて、突然くる大きな問題に立ち向かうために、大人にならなくては!と突然になるもんだから、最初は冷静なレンコも段々と気持ちが爆発してくる。

3人家族が三角のダイニングキッチンでご飯食べてたり、それぞれが見た目だけ自立している感じや、サリーとお買い物、おじいちゃんと会うシーンが特に好き。

大人になるための儀式を通して、過去の自分も新たな自分、環境におめでとうございます!という言葉のチョイスがしびれた。

エンドロールが特によい。。。
(田畑智子ほんっとにかわいいいぃ)
田畑智子さんが演じるレンがすごく良い…あと京都…いい…
最後ちょっと想像してない展開になって「??」っとなった…
gdbsdta

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3.4
小学生の娘と分裂し出した両親の話。
明るくユーモアもあり言いたいことも言いがちな娘は、出ていった父、出て行ってせいせしている母に腹を立てている。
なんなん?昔は楽しくやってたじゃない?どうしたのよ?シンプルな疑問を感じながら、悩んでいく。

子役の田畑ちゃんがかなり可愛らしい。歌とか和むなー。

ぶったぎりな編集、奇妙な効果音、後半数十分の摩訶不思議な展開、なかなか独自で興味深い。

おめでとうございまーす。
きになるなー。
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