子供の無邪気さに打ちのめされた
「何で、私にはそんな時間をくれなかったのに」本当にそうだ
いつの間に大人の都合の中で生きてしまったんだろう
終盤、レンコが自分自身の内側を探し回る、見つめる事で得た気…
レンコ(田畑智子)最高によかった!!顔が良い。顔つきが良い。無邪気でありながら傷つきやすく、ピュアでありながら絶望を知りまた違う顔つきを見せる。レンコの視点をとおして、世界は大きく広がり不条理は増し…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
両親の関係を断ち切らせずに繋ぎ止めている存在が子どもであることに子ども自身が最も自覚的なことを、直接的な強い言葉を使うことなく日常のやり取りの中で発露させていく前半の描写が凄くドラマに誠実で、この丁…
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両親の関係を断ち切らせずに繋ぎ止めている存在が子どもであることに子ども自身が最も自覚的なことを、直接的な強い言葉を使うことなく日常のやり取りの中で発露させていく前半の描写が凄くドラマに誠実で、この丁…
>>続きを読む前半の俗っぽさから一転、後半の神々しさへの転換は鬼気迫るものがある。
相米映画を見ていると、子役(何歳までを子役というかはさておき)の躍動が映画を駆動していて、グッとくる。
クレヨンしんちゃんがす…
演技のクサさと、絶妙に下手な京都弁以外完璧 (中井貴一と桜田淳子を除く)。
前半と後半でまったく別の作品。
最初の1時間は冗長気味であるものの、中盤の夫婦喧嘩あたりから、「おやおや、、?」と姿勢を…
親、他者とのわかりあえなさ
わかりあえなさの自覚による主体・アイデンティティの確立
全編通して「火」が印象的に用いられていた
序盤 家族写真を燃やす火
中盤 やけくそ放火 墓場の灯り 大文字
…