星空

星を追う子どもの星空のレビュー・感想・評価

星を追う子ども(2011年製作の映画)
3.5
初めて新海誠の冒険物を見た。
新海誠にしては珍しいファンタジー作品。
少しジブリっぽい印象だった。「天気の子」や「言の葉の庭」などの現実的なイメージだったので意外だった。

主人公のアスナは父を亡くし幼くして人間の死を体験した。アスナの担任が産休?に入るため、臨時で来た国語教師モリサキも10年前に愛する妻リサを亡くしたのだった。
今作では、人間の死についてをテーマに物語が進んでいく。
モリサキ先生は愛する妻を甦らせるため、アスナも先生と共に黄泉の国アガルタへ行くという物語。

人間は遅かれ早かれいつかは死ぬ。
それは、病気だったり事故だったり或いは他殺だったり。(衰弱とは限らない)
もちろん、愛する家族でさえ同時に死ぬ訳では無いので誰かを残して逝くことになる。
人間の死は、本当に忘れることが良いのか考えさせられた。でも、蘇らせるのも本当に幸せなのだろうか?
星空

星空