ヒッチコッ九太郎

独裁者のヒッチコッ九太郎のレビュー・感想・評価

独裁者(1940年製作の映画)
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私たちは、この映画の「ラスト6分間の演説」を、今だからこそ聞いてほしいと願い、この上映会を企画しました。

という、なかなか興味深い文句に惹かれて行ってまいりました。
しかし、秋田の田舎のジジババに観せてどうする?!
会場には異様な、漬物臭が漂っておりました。
どうか3回の上映の、残りの2回は若者が少しはいて欲しいと願うばかりです(笑)。


さて、この作品
小さい役者さんの声が、チャップリンを始め皆カワイイ!
特にご近所さん?のチビのおじさんの声はツボにはまる可愛さでした(笑)。
カワイイといえば、当然ヒロインのハンナも可愛いです。
少しオシャレをした時のお顔は本当にキュートでした。

そして、ラスト6分間の演説が有名ですね。
しかし改めて観てみると、カメラ目線で語る言葉の全てが心に響きました。
戦争中で命からがらの撮影だったはずですから、全ての役者さんの演技に重さを感じました。


そうそう
入場時にもらったチラシの一つに、
「田代まさし講演会」のお知らせがありました。
これも実に興味深く、忘れなければ行ってみたいと思います。
ああ、マーシーに会えるのか…(笑)。