ミミック

新・男はつらいよのミミックのレビュー・感想・評価

新・男はつらいよ(1970年製作の映画)
3.4
・シリーズ4作目、今回は「ハワイ旅行をでっち上げ」「泥棒に情けをかけて赤っ恥」「幼稚園の春子先生(栗原小巻)に一目惚れ」
・寅さんのいつも通りの空回り
・泥棒役の財津一郎がお茶目
・柴又に戻る→お節介を焼く→恥をかく→旅に出る→恋をする→失恋する→旅に出る→始めに戻る、の基本フォーマットがほぼ定着
・弟子の佐藤蛾次郎が寅さんに柱をぶつけるベタなギャグ
・冒頭の名古屋の競馬場を除いてほぼ柴又のなかで展開するのは珍しい
・恋する寅さんに対しておいちゃんは既に諦めの境地
・新口上「驚き、桃の木、山椒の木。ブリキに、狸に、蓄音機。」
・気を使うおいちゃんを始めとした周りの人々に空気の読めないタコ社長、の図式
・ラストは大分の汽車の中で事の顛末を嬉々として乗客に語る寅さん、で幕
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