新・男はつらいよの作品情報・感想・評価

「新・男はつらいよ」に投稿された感想・評価

kaori

kaoriの感想・評価

4.0
ハワイに行ったフリして4日間とらやに引きこもる姿には笑える、、

おもしろいな〜

寅さんが失恋して旅に出る中での、あのおしゃべりが愉快で好きです。

御仏壇からネズミ、ほこりだらけで閉めっぱなしはナシでしょう!
さて。
毎月四日は勝手に寅さんデー。
48作。寅さんマラソン。略してトラソン(←略すなや!Σ(゚Д゚))も、そろそろ折り返し地点は過ぎた頃かな?と思ったら、まだ四作目でした。

『新・男はつらいよ』
寅さんThe Movieの第四作目。相変わらずの超速公開だったみたいで、とうとう今作は前作からひと月後。昭和45年(1970年)の2月だ。第一作目の三か月後に二作目。その二か月後に三作目。そのひと月後に本作…ってさぁ。俺ぁ映画製作やらの詳しいところは知らないけれどね?昭和の昔の大衆娯楽のそれ。

狂気のペースじゃないの?(;^ω^)

これ、フツーだったの? なんか毎回「凄い、凄い」言ってる気がするんだけど本作。撮影期間がハンパなく短いのか…これくらいったら失礼だけど、案外チャチャッと出来ちゃうもんなのかは俺なんかの知るところではないけどね?盆と正月の年二回ペースに落ち着くには、まだまだ時間がかかるんだろうか(;^ω^)

そんな『新・男はつらいよ』
前作に続き、山田洋次監督は無登板。ま、そうは言っても山田ファミリー。寅さんファミリーみたいな小林俊一監督の登場だ。寅さんファミリーと言うより、そもそも渥美清さんとの繋がりから山田監督への橋渡し。そして寅さん誕生。その後も製作サイドの一人としてその名を連ねるに至ってるからね。二作続く山田監督以外の作品。どんな事情があったんだろうか小林監督。今となっては貴重な持ち回りだな。

冒頭の寅さんドリーム。(なんか違うな)
寅さんが見る夢から幕を開ける展開も定着してない。いきなり全体の印象から話すと本作。やっぱり監督が変わると味が…な点は、前作も感じたんだけど今作。特にシリアスな場面の深みが寅さんテイストのそれじゃないのね。監督がフジテレビ局員だった頃。あろうことか短銃不法所持で逮捕、書類送検されるという野澤好みのアウトローな一面も多大に影響してるんだろうか?(爆)。(詳細は知らんけど)

ま、あとはね?徹頭徹尾に笑わせてくれる。一作目の破壊的リズムも凄かったけど今作。最初っからずーっと笑って笑って…笑いだしたら止まらない級なのは、ここまで四作中No.1じゃなかろうか?Σ(゚Д゚) ゆえに寅さんに限らずマドンナ事情の泣かせ具合ね。そのタッチが異質だった。

『新・男はつらいよ』
名古屋に就職した孫から一枚の葉書が祖母に配達される。どこぞの山奥の峠の茶屋番をする老婆だ。祖母を想い、初任給で電気アンカを買って送るからといった報せから始まる、すでに、じんわりと涙腺が緩む本作。勿論、むっくりと顔を出す寅さん。序盤から小ネタの応酬。イヤだよなぁ、こんなオッサンが近くに居たらの図々しさと、相も変わらずのドタバタ劇。安定・安心の滑り出しに早くも絶好調の予感(悪寒?)。

今回は寅さん。名古屋の競馬場で大穴を当てて柴又にタクシーで凱旋する。タクシー代が二万九千円(笑)。(※寅さん公式にいわく、当時の初乗り料金が100円(20円/450m)だそうだ・笑)

そんな当時で100万からの大金を得た寅さん。おいちゃん、おばちゃんに御恩返しでもとハワイ旅行をプレゼント。そうと決まれば、とらやを閉めて前祝いのドンチャン騒ぎと来たもんだ(毎度のド定番(;^ω^))。 そしてそこには恐ろしい落とし穴が待ち受けて、果てはおいちゃん夫婦と大喧嘩。ケンカ別れで飛び出す寅さん。

「二度とこの家の敷居は跨がねえよっ(泣)」

だけどひと月もすると舞い戻ってくる(;^ω^)
なんでこんなデジャ・ブがここまで面白おかしいのか。もう、開始早々から笑いっぱなしでこめかみが痛い。先述したけど本作。ちょっと重箱詰め込み過ぎやしないか?ってくらいギッチリな…なんだろう? 箸が転んでも可笑しくて仕方ないJKにでもなった気分だ。(何度も言うが、俺がJKになったらスーザンアントン子なので詳細は割愛する) 気分はJKだけど、寅さん観て笑ってるってことは、だいぶん俺もトシ喰ったってことだよな(;^ω^)テヘペロ

『新・男はつらいよ』
今回のマドンナは栗原小巻さんだ。聞いて驚くその御名前。よもやの本名なのね!Σ(゚Д゚) 俺はね?勿論、栗原さんじゃなくてもさ。もしも小巻さんなる名前の女子と出逢ったら、きっと惚れる。栗原小巻さんは、それくらい可愛い。なんで当時の美人女優さんは、揃いも揃ってハーフっぽく…いや、ハーフとも違う…異次元の美しさが炸裂しているかの如き、恐ろしい美貌なのか。理解に苦しむ。

そんな小巻さん扮する、近所の幼稚園の先生:春子さん。寅さんが居ない間に、とらやの二階に下宿してたって寸法だ。もちろん寅さん一目惚れ。毎度毎度の前のめり。ひとりよがりの暴走劇。挙句に撃沈するのもお約束と来たもんだ。春子さんが勤める先を「ルンビニー幼稚園」という。映画だからって何も「ルンビニー」は無かろうによ、と思ったら実在する幼稚園だった(;^ω^)

柴又帝釈天付属ルンビニー幼稚園

今年で創立65周年を迎える歴史ある幼稚園だ。どこで歩みを誤ったのか。俺もルンビニー幼稚園辺りから人生をやり直したくなった。ちなみに“ルンビニー”とは、ニッポンから遠くネパールは南部タライ平原にある村の名前。かのお釈迦様が生まれたとされる地。仏教八大聖地のひとつだそうだ(残りの七つは興味があったら調べてくらさい)。よもや寅さんを観て、かの地に想いを馳せることになろうとは…なんてタメになる映画なんだ『男はつらいよ』は。南無阿弥陀仏×10…
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図らずも、お釈迦様のありがたいお話が出たところで…ってわけじゃないけどね。昨日『グッド・タイム』を観た帰り。渥美さんが眠るお墓に初めて足を運んでみた。フライング月命日。シネマート新宿から歩いて10分。15分くらいだったかな? 市ヶ谷の源慶寺ってお寺さん。何やら「思案橋事件」なる騒動で処刑された会津藩士のお墓もあるそうだが知らなかった(;^ω^)

陽も傾き始める頃でね。誰も居なかった。靖国通り沿いにして、周囲は高層マンションか商業ビルだよね。東京都心。お寺さんの敷地も小っさくてさ。端から順に歩いてみた。渥美さんのお墓。ひっそりと、何も飾らず周囲に溶け込む造り。田所家之墓。本名である「田所康雄」の名でね。戒名も無し。戒名を付けないってのは凄いことだよね、実はね。

眠ってるのは渥美さんだけじゃないんだけど…渥美さんだけね、刻まれた文字の“白”が一際に鮮やかでさ。没後二十年。どなたかが磨いてるのかな?なんてくらいに綺麗だった。背にする壁の向こう。すぐ隣はマンション。見上げるその異質感がまた東京だよなぁ…なんて耽ってしまった。

わたしのお墓の前で 泣かないでください
そこにわたしはいません 死んでなんかいません
千の風に 千の風になって…

この曲が流行ってた当時さ。
ラブホでプレイ中に有線から流れてきたのよ。我慢して続行してたんだけど、結局最後は盛り下がっちゃってさ。そんなことを思い出したなぁ…。男ってつらいよね。あ、でもカノジョもシラケるって言ってましたから。(←なんでやねん!Σ(゚Д゚))

渥美さん、不謹慎でごめんなさい。
合掌(-人-)
私が産まれる15年前の作品、、

我が家では、、男はつらいよはこの作品が1番と教えらて育ちました。浮気ばかりしてた父は週末だけ帰ってきて、スクリーンがある部屋で毎週、男はつらいよを観てた思い出があります。
じょ

じょの感想・評価

3.8

ルンビニー幼稚園出てる!
地元の景色がこの時代から変わらないんだなあってことが分かるだけで見る価値ある
ごじ子

ごじ子の感想・評価

4.0
ハワイ旅行に行ったふりしてとらやに隠れているところへ厚かましい泥棒が…。ドタバタ具合では初期作品の中でも飛び抜けている。おばちゃんの洋装の微笑ましいこと。栗原小巻という本物の美女に改めて驚嘆したり、午前様の幼稚園経営の様子を知ったり。人情というものが決して生ぬるく安住できるものではないことを学ぶ。
so035

so035の感想・評価

4.0
正統派の喜劇。ヒロインも美しい。しかし旅に出ていくシーンはやはり悲しい。
amayadori

amayadoriの感想・評価

3.0
前半のハワイ旅行のくだりは非常に良く出来た構成で面白い。
ラストシーン、汽車で寅次郎が乗客たちに語って聞かせるのを見ると、なるほど確かに古典落語に相通ずるものがある。
所々に細かいギャグも散りばめられ見ていて飽きない。
一方、前半が面白いだけに、後半にはお決まり以外の要素があまり感じられず、映画が真ん中で分断された印象。
小巻サンマドンナの回。旅先じゃなく柴又でマドンナに恋しちゃうパターン。今作も山田監督じゃないんで何と無く雰囲気違うような感じがするのは気のせいか…ハワイ旅行出発で万歳三唱するシーンは時代を感じるなぁ~御前様が園長先生なんてお寺で幼稚園も経営してたんだね…小巻サン今時の若手女優サンみたいな雰囲気です。森川版おいちゃんの「バカだねぇ~」は何か耳障りが良い
Fieldpan

Fieldpanの感想・評価

2.5
・13/05/26:DVD(R)【初鑑賞】
tipsy806

tipsy806の感想・評価

3.3
競馬で大儲けした寅さんが、おいちゃん夫婦を恩返しでハワイへ連れて行こうとしたことから巻き起こる大騒動。おばちゃんの全力の若作りな服装ににやける。
今回のマドンナは「とらや」に下宿中の幼稚園の先生。かわいらしくありながらも寂しさを持つ魅力的なこの先生は、寅さんの気持ちは全く察していないレベルだった。
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