クマヒロ

犬の生活のクマヒロのレビュー・感想・評価

犬の生活(1918年製作の映画)
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チャップリン作品の中でも重要な、チャップリン作品内での「放浪者」のイメージを形作ったのが本作。
チャップリン作品を観ているとどうしても感じてしまう人間を貶める笑いではない新しい方向に進んでいることが分かります。

チャップリンの喜劇性のフィクショナルな部分と犬がいることによるリアリティがマッチして作品自体、画が非常に豊かになっていてずっと面白かったです。
チャップリン、エドナ、犬が寄り添うようようなラストシーンも様々な思いを馳せてしまうような美しさすら感じさせられます。
クマヒロ

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