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Evil Unbound(英題)
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『Evil Unbound(英題)』に投稿された感想・評価

AtWhat
1.7
日本軍の悪名高い731部隊を描いた中国映画を中国の映画館で見ました。ちなみに日中首脳会談が行われた日でした(苦笑)。南京大虐殺を描いて大ヒットした「DEAD TO RIGHTS」とは違って、こちらは中国での評判がとても悪いのですが、見てみてなるほどなと。なにしろ日本軍に片言の日本語を話す美女の軍人はいるわ、花魁みたいなのがあちこち歩いてるわ、学ランや羽織袴着てる奴いるわ、途中でお祭りやって神輿担いでるわ、トンデモ日本軍描写だらけ。731部隊によるグロな解剖シーンもあるのだけれど、ヘンテコ日本軍のせいで反日感情を煽る事はまず無いだろう。B級アメリカ映画に出てくる漫画チックなナチスドイツみたいなもんだ。これがもしリアルに731部隊の行動を描いていたらと思うと日本人の私としてはゾッとする内容だが。731部隊について知りたかったら森村誠一のノンフィクション「悪魔の飽食」がオススメ。
ろた
1.0
西安で中国人の母と見ました。かなり多くの映画館で上映されていましたが、1日1回のみという感じでした。平日なのもあってか観客は僕と母の2人。記念写真を撮りました。
娯楽映画としてあくまでフラットな目線で見ようと決めていましたが、ただのプロパガンダ映画だなというのが正直な感想です。

現実とはかけ離れたステレオタイプの日本を描いておきながら、残酷なシーンはよりグロテスクに描き、一方で最後は現実の第二次大戦終戦後の部隊の行く末を長々と文章で語り、誰1人生還出来なかったという部分だけ史実に基づいた締め方をすることで、まるでこの物語全体が実際の出来事であるかのような印象を与えようとしていました。

最後に元日本兵であろう男性が出てきて人体実験は実際にあったと証言していました。恐らくその方は中国人に対して反省と謝罪の言葉を口にしたであろうと思いますし、それが届くと思って取材に応じたはずなのに。結局は残虐行為の裏づけに利用されただけでした。

事実と創作を奇妙に織り交ぜた本作は、都合よく事実の誇張や切り取りを行う戦時のプロパガンダと何ら変わりません。日本人に会ったことすらない内陸部の中国人がこの映画を見て、果たして史実と創作の区別がつくでしょうか。現代中国人の主張する風化させてはならない歴史も、200年も経てば必ず風化します。歴史教育は政府の都合の良いように切り取られ、次の戦争の時代に備えて政治利用されているだけという事実に、多くの中国人は気づいていません。自国を持ち上げてナショナリズムを高めようとする姿勢自体は独立国家として正しいとは思いますが、かつての敵国とはいえあくまでも協調関係にある他国を名指しして憎しみを増幅させようとする行為だけは理解ができません。

母は今だに、日本は中国に戦時中行った行為の謝罪をしていない、と憤りを時々口にします。
◆B級スリラー映画
原題『731』。日本未公開ですが、731部隊を描いているので日本でも少し話題になっていました。

内容的には、殺人牢獄から頑張って脱出しよう!みたいなノリ。『メイズランナー』とか『イカゲーム』とかと同じ雰囲気でした。

日本語のセリフが多いのと、英語・中国語の字幕があるので、何となく内容は分かりました。B級映画として観ればかなりマシな方です。

ただし中国ではかなり評判が悪い様子。映画サイト「猫眼电影」では、評価が悪すぎるのか星が表示されない異常事態に。
世界での評価は、例えばIMDbだと10段階中3.2。超最悪です。


◆デタラメで意味不明な内容
評判が悪い理由は明白で、あまりにも雑な歴史考証と、731の犠牲者をバカにしているとしか思えない酷い描写が原因でしょう。

一応731部隊が題材ですが、史実とは別物のデタラメ要素が多かったです。
・世界征服を企む石井四郎(731の創設者)
・御前会議の部屋が金ピカ、そこで立ちション
・収容所を練り歩く花魁
・日本兵が軍服ではなく袴と学ランを着ている
・石井式濾水機の実用化時期が史実と異なる
などなど。

また、非現実的で意味不明なシーンも目立ちました。
・子どもが空を飛んで脱獄する
・ネズミが手紙を届けてくれる

歴史を正確に描いた、という宣伝文句とは正反対の内容です。
結果的に犠牲者を辱めているようにしか見えないので、そりゃ中国でも不評だろうなと納得でした。


◆「愛国無罪」の今後
本作は終戦から80年、満州事変の起きた9/18に公開されました。愛国心を煽るプロパガンダ目的であることは想像に難くありません。

それにも関わらず中国の映画サイトでは星が表示されず、私が見た上映回は、日曜午後なのに3人しか観客がいませんでした。
反日というだけで売れるほど、今の中国は甘くないようです。

『731』を観た後、シアターを出て最初に目にしたのは、中国で公開中のエヴァンゲリオンのポスター。
そしてなぜか初音ミクのコスプレをした3人組でした。

愛国心と反日感情だけに燃えていた時代から、少しずつ変わり始めているのかもしれません。


◆消された55分
ちなみにこの映画、予定では180分の大作となるはずでした。しかし実際に公開されたのは3分の1も削られた125分のみ。

カットされた55分間に何が映っていたのか。自主規制なのか検閲なのか。真相は誰にも分かりません……。