黒澤映画常連の知人が出演しているので観なくちゃ観なくちゃと何十年も宿題を抱えていた。ようやく鑑賞。こんなに長いことスルーしていてすみません。すごい重要な役だったんですね。やっと観ました。ホント、すみませんw
何十年もスルーしていたのは黒澤作品に対して食わず嫌いの苦手意識があったからで、正直やっぱり、この世界観を受け入れるまでに時間がかかる。
大きな賞を獲ったという極彩色の衣装も、やはり海外向けのような「媚」を感じてしまうのは意地悪な見方だろうか。
ベースがシェイクスピア「リア王」というのも、イマイチ日本人の根っこの部分と繋がらない理由の一つか。
海外の批評家からは絶賛されているらしい。
あちらの人、馬とかサムライとか好きだからなぁ。
仲代達矢はすごかった。
冒頭に記した知人もすごかった。
そしてびっくりしたのは原田美枝子。
こんなにすごい女優さんだったんだ！
イマイチ黒澤映画の世界観についていけなかったが、
名優たちの演技は堪能できた。
