きぬきぬ

噂の二人のきぬきぬのレビュー・感想・評価

噂の二人(1961年製作の映画)
4.0
女性を描くことも多いウィリアム・ワイラ-が二度映画化し、こだわりがあったと思われる原作はリリアン・ヘルマンの戯曲「子どもの時間」
一度めの映画化「この三人」は同性愛を匂わすことも出来ない時代で(それでも気配はある) 、その為の再映画化と思われる。
10代から親友同士で女学校を経営する女ともだち。片方には彼氏がいる。この三人の均衡は、子どもがついた嘘の為に崩れ、悪意や偏見、そして真意が露見する。同性愛者の戦えない時代性がとても悲しい。
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