噂の二人の作品情報・感想・評価

「噂の二人」に投稿された感想・評価

fuo

fuoの感想・評価

3.6
当時、同性愛を扱ったワイラー監督の凄さと、メアリーの恐ろしさに震えます。
なんともevilな作品です。
オードリー・ヘップバーンとシャーリー・マクレーンが共演?!観なきゃ❤️くらいの気持ちで鑑賞したらすごく重かった。
告白のシーンから、あのドアを必死に開けるシーンで堪えとった涙が溢れて止まらんかった。
こんな時代じゃなかったらまた結末も変わってたかもしれへんのにと思うと悔しくて仕方ない。
叔母とメアリーに腹立ちすぎて気分悪くなった。メアリーの憎たらしいあの表情忘れられん。ダボが。
とにかく子供の憎たらしさが凄い
ウソや差別の怖さは時代を越えても変わらない
シャーリーマクレーンが可愛い
Ricola

Ricolaの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

マーサ(シャーリー・マクレーン)とカレン(オードリー・ヘップバーン)は学生時代からの親友で、共同で女学校を運営している。

カレンは医者のジョー(ジェームズ・ガーナー)と婚約していて、学校の運営も軌道に乗っており、何もかも順調に思われた。

しかしメアリーという生徒によるある「嘘」によってすべてが崩れていく…。


オードリー・ヘップバーンとシャーリー・マクレーンの2人が大好きなので観てみたが、想像以上に重い内容だった。

メアリー役の子役の演技をみていると本当に憎たらしく思えてくる笑

他人による何気ない一言が誰かをどれだけ傷つけ、噂がどれほど人を追い詰めるか…とても胸が傷んだ。

そして当時、同性愛がどれほど「汚らわしく」、「いけない」ことだったか。

マーサがカレンを愛していることをカレンに告白したシーンには涙が出た。
I'm guiltyと言っていたのが悔しくて仕方なかった。

ラストのマーサの葬儀のシーンでは、彼女の死後にもヒソヒソと噂話をし、白い目でカレンを見る人々たちに嫌悪感を抱いた。

しかしそれが現実で、人間とはそういうものなのかと思った。

とても胸糞悪かったが、主演2人の他の作品とは違う役柄の熱演をみることができて特に感動した。
望月

望月の感想・評価

3.7
本当に苛々するくそがき。
二人とも綺麗すぎて、同性愛が問題だと扱われることの提起としては弱い。綺麗すぎて、また別のものにみえちゃう
Pray

Prayの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

オードリーの作品を辿っていったら出会った。
シャーリーの役がいつ死ぬか、いつ死ぬか、と思いながら観てしまってた。逆に言えばそれだけ情緒不安定な心情描写の演技がが上手かった。

オードリーの役の女性は始終威厳を保っててかっこよかったけど、いい人だった男性にすら甘えを見せれないのは、人生上手く生きれないタイプか〜と思ってしまった、、、

個人的には噂の張本人のメアリーにはもっとお仕置きをして欲しかったのと、幸せになっていくストーリーと期待してみてたので予想と真逆だったのが残念、、、(悪いという意味ではない)
aoi

aoiの感想・評価

3.8
オードリー×シャーリー・マクレーン
なかなか見応えあり。終始しかめ面で見た。

このレビューはネタバレを含みます

オードリーヘップバーン(カレン)の美しさはやっぱり際立ってるなぁと。

でもシャーリーマクレーン演じるマーサにとっても感情移入した。好きな人が好きな人の話をしてくれるときのアンビバレントな感じよくわかる。1番そばにいて1番幸せを願いたいはずやのに、それを自分の心が許してくれんのは辛いんよなぁ。

この作品の原作は1934年。まだまだ同性愛は認められてなかった時代。
マーサの最後の選択について、シャーリーは後に、原作の時代ならばこの最後でよかったけど、演じた1961年ならば別の最後があってよかったはず、間違った同性愛者像を描いてしまったと後悔してたらしい。

それだけ当事者にイメージを馳せてくれるだけでも素晴らしいこと。
でも、シャーリーは違う最後といったけど、1961年ならば、いやむしろ現代でも、この最後はまだまだ人ごとじゃないように思う。
tak

takの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 ウィリアム・ワイラー監督作といえば「ローマの休日」だの「ベン・ハー」だのメジャーな名作が知られている。一方で、地味なんだけど忘れがたい作品もある。例えばボギーが悪役を演じた「必死の逃亡者」や、ストーカー犯罪を描いた先見的傑作スリラー「コレクター」。僕は前者の作品も好きだが、後者の作品にも惹かれずにはいられない。「噂の二人」もそのヘビーな題材、作風から後者のものである。この主演女優の顔ぶれ、これで監督がビリー・ワイルダーなら間違いなくコメディなんだろうけど。

 「噂の二人」は同性愛者と疑われた二人の女性を主人公。リリアン・ヘルマン(「ジュリア」ではジェーン・フォンダが彼女を演じた)原作の舞台劇「子供たちの時間」二度目の映画化である。今でも同性愛というと偏見めいた視線がむけられる。この物語はイギリスかどこかで実際に起こった出来事を元にしているとか。噂とは恐ろしい。そしてそれを鵜呑みにしてしまう、世間という名の集団の恐ろしさ。「過去はついてまわるのよ」とはオードリーの台詞だが、”人の噂も七十五日”なんて大嘘なのかもしれない。

 その騒ぎの中で、次第にシャーリー・マクレーン扮するマーサは、オードリーへの思いが実は恋心であると自覚していく。そして彼女は・・・。このあたりのシャーリー・マクレーンの演技は真に迫る。シリアスな役柄をこなすオードリーも見事だ。同じ年に「ティファニーで朝食を」と撮影していると思うと、その演技の幅広さに感心する。ラストシーンで胸を張って皆の前を去る姿は強く印象に残る。ワイラーの演出も見事。特に首を吊ったシャーリー・マクレーンを直接見せることなしに、観客を納得させる見事なショット!倒れた椅子、足先の陰、戸口でそれを見て嗚咽するオードリー・・・これがひとつの絵だから恐れ入る。たまにこういう映画観ると、今の映画が、いかに作りが荒いかよくわかる。
momoka

momokaの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

この時代にこの題材。どういう反応を受けたんだろう。

悲しくてやるせなくてしかたなかった。
オードリーが立ち去るシーンを見て、私もしゃんとしなきゃ!って思った。観てるだけなのに。
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