邪悪な子供と邪悪なババアによって、善人が巻き込まれて平穏な生活がめちゃくちゃになるという話。
子供が嘘をついたり僻んだりするのはよくある事だからしょうがないにしても(流石に物を盗んだりするのは駄目だが)、それを安易に信じてしまうババアはじめ大人達にイライラさせられっぱなしだった。
いかにも小憎たらしいメアリー役の子の演技が素晴らしいのもあって、本当に腹立たしくなってしまった。
噂の内容としては同性で恋愛関係にあるのではないかという事で、それは異常なことだとタブー視されていた時代だからこそ事態の深刻さが伝わって来る。
ただ、本人達は否定はするものの実際にはそういう気持ちを抱いているのでは?一方的に…。というのが次第に明らかにつれて切なくなってくるような内容で、もう一方はその事に気付いていたのか?という所も興味深く、とても引き込まれた。