tomo

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊のtomoのレビュー・感想・評価

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)
4.5
2045を見ていたら懐かしくなり久しぶりに鑑賞。27年前の映像という事実が信じられないくらい何度見てもいい。社会派かつエンタメという独自の路線を歩むSACシリーズも好きだが、生命の在り方や進化の道について問う押井監督作品もやはりいい。印象的な挿入歌と共に香港を彷彿とさせる猥雑な都会が描写される、絶妙な間に引き込まれる。
攻殻機動隊シリーズ初見の人に何を見ればいい?と聞かれた時、これとSAC Laughing Manで悩んだ末にこっちを薦めたのですが、やっぱりこっちかな。原作のテーマを引き継ぎつつ独自の映像世界を構築した本作あっての攻殻機動隊だと思います。
しかし本作では少佐がガッチリ体型ながら田中敦子さんの声は繊細で、2045の外見美少女・貫禄のある声とはギャップがありますね。どっちも好きですけども笑。
tomo

tomo