ゆうちゃん

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊のゆうちゃんのレビュー・感想・評価

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)
3.0
普通かな、、、?
公開当時の時代を考慮するとすごいなと思うけど。
ちょうどインターネット黎明期で90sはそういうテーマを扱ったアニメが多い気がする。serial experiments lainとかパーフェクトブルーとか、少し時代は違うけど電脳コイルとかErgo Proxyとか。Ergo Proxyなんてほぼ攻殻機動隊やんと思った。みんなロボットが自我を持つみたいな話好きなのかなあ(そんなのありふれてるような気がする)。

ここらへんの時代のアニメ映画、もろに大友克洋(Akira)の影響を受けてる気がする。戦車のデザインとか和風なサントラとか。そう考えるとAkiraってやっぱりすごいなあと。

作中に出てくる「ダイブ」ってアイディアはいいと思った。以前、Observerっていうサイバーパンクもののホラーゲームをやったんだけど、主人公は刑事で、殺害された被害者の脳のチップに電極をつなげて記憶を追体験して事件を捜査し犯人を追跡するみたいな物語だった。まさにその感触が、ネットワークにダイブ(飛び込む)するって感じだった。
でも今じゃネットとリアルは共存しているというかボーダーが曖昧になってきてるから、ダイブするって感覚もいずれ無くなっていくだろうなあ。