人類史のいたるところに登場する精霊は空想上の存在なのか!?2007年、世界最高の頭脳集団と言われるドイツ・マックスプランク宇宙物理学研究所がプラズマ生命的構造の存在を発見してから世界中でプラズマ生命体の研究が進んでいる。現在では宇宙には無機物から構成されるプラズマ生命体こそが生命の基本形であるという研究すら有力説となっている。この未知の生命体が人類史に古くから登場して来た精霊の正体と提唱する生物物理学者が日本にいた。田端柄八(杉崎智介)である。田端はアメリカンインディアンの部族にも残るシャーマニズム的技法により精霊とコンタクトを取る物理学者として異彩を放っていた。田端の研究に疑念を抱く大学准教授で犯罪心理学者の稲本香織(ReeSya)は田端に取材を申し込んだ。そこで語られる田端の話はまるでフィクションのようであり、科学者が語るにはナンセンスだった。ところが田端の指し示すバックから突然、30枚の銀貨が溢れ出す。その光景に遭遇した稲本は態度を変える。そして、そこには驚くべき真実が隠されていたのだ。