金も地位も女も手に入れたいわゆる『勝ち組』の男と、何もなくて死んだ方がマシと思える程の『負け組』の男がとある事件をきっかけに人生が変わっていく話。
まさかトム・ハンクスとブルース・ウィリスが同じ画面に映っているなんて不思議な気分。
序盤の人生がどんどん転落していくサマはストレス以外の何者でもないですが、2人が出会ってから、何とか這い上がろうとする人間臭さは見ものでした。
姑息で嘘つきですぐ逃げたり裏切ったり見捨てたり罵ったりするのがまさに人間を前面に出している作品でした。
みんな我が身が1番で、映画で観る様な理想の人なんて居ない汚い所もまた面白さでしたね!