2016年134本目
親父が子供の頃何度も観たさと言う映画を楽天で注文。届いたのは自分も観てみたかったレディホーク。届いたその日に観て今素晴らしいハッピーエンドに心打たれてますね。
さすが80年代。音楽が耳に残る。最近の中世の映画は哀しそうで暗くて壮大。「キングダムオブヘブン」とかすごいよね。あれ、あれは中世だっけ。そんなことより今作の音楽は明るい。冒頭とかすごい。えーこんな映画なのかよって思った。古い映画だからアクションとかしょぼいのは仕方がないけどそれを補ってくれる俳優たち。なんと言ってもこの映画最大の見どころはミシェルの初登場シーンである。なんだあれは、天使じゃないか。綺麗すぎるだろ。そりゃみとれるわ。しかし笑えるのはミシェルの落下。ちょっと笑ってしまった。２人の儚い運命は今まで観た恋愛映画の中でもトップを誇る辛さである。いつも傍にいるのに誰よりも離れている２人。悲しい。でも最後はハッピーエンドなので安心。
最後に司教様、かなり冒頭で「嵐はそよ風からやってくる」と言って脱獄したフィリップを警戒していたがまさにそのとおりになった。なんとも皮肉な話である。わかってるなら自分でなんとかしろや。
