
現代に生きる小学四年生のユウヤ、ユリ、ジロウは、羽曳野の空を舞う白鳥を目撃し、その白鳥に導かれて日本武尊白鳥陵にやってきた。その時、眩い閃光が三人を包み込み古代の国へタイムスリップ・・・。そこは、ヤマトタケル達、心を持った人形たちが住む世界だった。ユウヤ、ユリ、ジロウも人形に姿を変え三種の神器(草薙剣クサナギノツルギ・八咫鏡ヤタノカガミ・勾玉マガタマ)をヤマトタケル王子が必要とするまで預かる、大切な役目を与えられる。「魔物退治に出立するぞ!」「お〜!」ヤマトタケル軍が全国に散らばり人々を苦しめる魔物達を退治する旅に出発!しかし三人が最初出会ったヤマトタケルは、伝説のヒーローとは程遠く、強がりばかりで勇者ではなかった。それでも幾多の困難を乗り越え、大切な人を亡くし、悲しみ・苦しみを乗り越えて、苦難に打ち勝つ心の強さを身につけ逞しい王子となっていく。そんなヤマトタケルの姿を見つめ続けたユウヤ、ユリ、ジロウもまた「愛と知恵と勇気」で困難を克服し成長していく。
©2025映画『ヤマトタケル~白鳥伝説~』製作委員会