アトミ

拳精のアトミのレビュー・感想・評価

拳精(1978年製作の映画)
4.0
80点

ジャッキーは身寄りがなく少林寺で育ち、働いてるが、悪さばかりする問題児。

ある晩、少林寺に泥棒が入り、極秘拳「七死拳」の奥義書が盗まれる。
その拳に勝てるのは「五獣の拳」だけだが、その奥義書は数年前から行方不明。
コレは一大事。

そんなこんなで少林寺に隕石が落ちる(イキナリ凄い展開)。
その衝撃で、白い幽霊が現れるようになる。
という何だかよく分からない設定だが、それが龍蛇虎鶴豹の「五獣の拳」の妖精五人衆。
とってもイタズラ好き。

てか、とりあえず妖精がシュール過ぎ。
赤いロン毛前髪パッツンな頭の上に獣の人形が付いてて、顔は白塗りに口紅、白い全身タイツに、白いビニールフラダンススカート。
言葉は喋れない。
透明になったり、現れたりもする。

キモいんだけど何だか可愛く見えてくるし、不思議な世界観。
これ考えたの天才だろ。
フィギア欲しいわ。五体とも。奥義書付きで。

ほんでもって、ジャッキーがションベン引っ掛けたりと、逃げる妖精達を追い詰めて行くと何やら古い一冊の奥義書発見!
ということで五獣の拳を妖精達から伝授してもらいジャッキーは強くなる。

で、なんやかんやで「七死拳」の使い手が現れるんだが、、、
実は中々の大どんでん返しが用意されている。

中々のミステリーです。

十八羅漢とジャッキートンファーは見物だね。

ということで、ジャッキーと妖精五人とで協力してラスボス退治となります。


PS
日本版主題歌もコミカルで〇だが、なんで「チャイナガール」なんだ?(もしかしてデヴィッド・ボウイに便乗してたんだろうか?)

という疑問は一旦置いといて、とりあえず劇中で流れると上がるね。

他のジャッキー作品でも言えるが日本版の主題歌の使いどころはマジでいい。
これがあるのとないとじゃ雲泥の差。

やっぱ五獣の拳はシビれる!あこがれるゥ!
アトミ

アトミ