デブチンバラ

ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォーのデブチンバラのレビュー・感想・評価

4.0
ゴダールとトリュフォーは、ロメール、リヴェット、シャブロルらと共に映画雑誌「カイエ・デュ・シネマ」に集った。その頃、彼らの嗜好する映画は同じだったはずだ。彼らは健筆を振るいながら撮影所のシステムから遠く離れ、映画撮影の現場経験を積まずに、映画評論家から映画監督になった。そして新しい映画が生まれた。やがて、ゴダールとトリュフォーが作る映画は方向性が違ってきてしまった。運命的であり、しかも映画的な出会いと別れ。まさに映画を体現した人たち。また、トリュフォーの分身であり、ゴダールの側にもいたジャン=ピエール・レオの存在も忘れ難い。
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