沖田修一監督の映画は大好きです！
全ての作品において登場する人々の演技に無理がなく、何気ない仕草や言葉のおかしみを愛しているのを感じます。
今作でも、カタブツのおじさんが映画撮影現場に巻き込まれる中での色々な表情に、愛くるしさ、哀愁が溢れています。
性格の違う2人が交流するうちに心を通わせていく、ありふれたストーリーですが、平凡な日々の一瞬毎を丁寧に切り取り、爽やかで優しいエンディングの気持ちよさ。感動や教訓を求めるのではなく、人間の可愛さを見つけ直すことのできる映画だと思いました。
役所広司さんはオジ可愛く、小栗旬くんはイケ可愛いです。
