丽遥

ナイアガラの丽遥のレビュー・感想・評価

ナイアガラ(1953年製作の映画)
3.5
俳優の顔が似てて愛人と夫の区別がつかず、ストーリーの意味が分からなかった😂愛人の死体も見せられてないし…愛人どこ行った?みたいな😅

マリリン・モンローのスタイルが良すぎてウケる。神経衰弱マリリンのベッドに横たわってうなされるクローズアップはヘイズコード回避のためのベッドシーンの代替だなと。この映画では他に愛人とのキスを描くくらいで大したロマンスもなく(本当に新婚旅行なのか)、マリリン・モンローにお色気要素を全振りしていた。こんなに恋愛要素の薄いハリウッド映画もなかなかないのでは、、

マリリン・モンローも悪女と言うよりかは被害者で、そりゃこうなるだろとしか。表情もコロコロ変わるし、ミステリアスな感じは無い。モンローが死ぬ時は、ブラインドの影とリンクさせた階段の影の斜線が、夫からの抑圧を象徴しているみたいだった。たとえば、ナイアガラの滝を見ようとしたら旦那がブラインドを勢いよく閉じる場面とか。だからこそ、被害者感が映像表現からも伝わってきた。
丽遥

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