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放課後の転校生
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放課後の転校生の作品紹介

放課後の転校生のあらすじ

小学六年生の心羽の教室に、無表情で不気味な雰囲気の少女が転校してくる。誰も近づこうとしない中、心羽だけが彼女と交流を始める。ある日、ふたりは町外れの廃墟へ探検に行き、転校生が転落死してしまう。心羽は恐怖からその場を逃げ出すが、翌日、教室では誰も彼女の存在を覚えていない。混乱と罪悪感に苦しむ心羽は、再び廃墟へ向かう。彼女は本当に存在していたのか、それとも幻だったのか?

放課後の転校生の監督

北田直俊

原題
公式サイト
https://sites.google.com/view/schoolshadow/
製作年
2025年
製作国・地域
日本
上映時間
75分
ジャンル
ホラー
配給会社
合同会社adg-ethics

『放課後の転校生』に投稿された感想・評価

監督、キャスト共に全く知らなかったのだが、たまたま見つけたポスターのアングラ感に惹かれて気になっていた1本。シネマノヴェチェントという横浜のミニシアターの単館上映、観客も数人という超小規模環境での鑑賞。

ポスターの印象通り非常にアングラ感が強く、エログロ描写から嘔吐を中心とした汚物描写、さらには育児放棄関連の社会派要素まで75分の短尺に色々と詰め込んでいる。物語も、謎の転校生を軸にしながらも映画製作の要素やSFホラー展開まで行ったり来たりしている。
この節操の無さは、本編中でエド・ウッドに言及しているように意図的に目指したものだろうが、じゃあその結果ちゃんと最低映画として“楽しい”作品になっているかというと自分はあまりそうは思えず、もっと突き抜けたものが欲しかった。

例えば、舞台設定として戸越公園周辺という実在の地域になっているのだが、そこでは死者たちが当たり前のように存在しており、そして巨大な廃墟も存在している。すぐ側にある魔界として色々と面白く使えそうなのだが、結局それは単に転落事故が起きる場所としてしか使われない。後半には町全体から人が消えるという「回路」的な展開もあり、小規模であろう作品にしては非常に良い絵面になっていたのに、結局様子のおかしな人たちが出てきてよく分からないことになっていく。
スプラッター描写も、転校生が家出少女食いの男を殺すのはいいとして、それやるなら浮気相手の助監督とかもっと沢山殺さないと!とか色々思ってしまう。

もちろんこだわりが感じられる好印象な部分もあり、途中で入ってくる映画製作のくだりは多分目指しているんだろうくだらなさが出ていて良かったと思う。使い捨てられた競走馬の怨念が怪獣になるアイデアは面白いし、シンプルに犯される決着も笑える。
中盤、心羽が管理人と301号室に入るシーンで“お互いの背後に転校生が現れる”のも、思いつきそうでなかなか見ない新鮮な演出。
また、心羽が精神世界でディメンターみたいになって街を滑空するシーンは、歪に変化し続ける身体が独特で面白かった。(おそらくAIとかも使って表現してるんじゃないかと思う)

主演2人を演じたのは「あいどる戦士ミルキュワ」というご当地アイドルのメンバーのようで、もちろん拙さはあるものの頑張っていたと思う。ただ、嘔吐や殺人描写がある割に撮り方は単調さがあったので、もう少しこの2人の撮り方にもフェチ的な魅力が欲しかったなぁという思い(ご時世的にあれなのかもしれないが、せっかく小規模ならもっと攻めてほしい)

モノクロとカラーを混在させてた意図はよく分からなかった。冒頭の転校初日の大量嘔吐シーン、その後の話では“緑色のゲロ”だったらしい。せっかくインパクトのある掴みになるのに何故そこでカラーにしなかったのだろうか?
育児放棄の回想で洗剤を口にして苦しむ姿なんかはモノクロと相まってかなり悲惨な画になっていたので、場面によって効果的ではあったと思う。(メインは社会派の監督らしく、やはりそういった方向性の演出は得意なのだろう)

煮え切らなさを感じる作品ではあるものの、こういう小規模でチャレンジングな作品は積極的に観て応援したい思いはあるし、こういう機会でないとなかなか行かないだろうシアターにも行けたので面白かった。
北田監督の最新作 
ご近所ユーモアホラーという新しいジャンルの作品を見てみたいと思い、作品の舞台である戸越公園駅前で拝見しました

上映時間は短めの作品ですが児童ネグレクト系の話がホラーとスプラッター要素で包まれた作品でした

スプラッターお好きな方にお勧めします✨