ゆみんぐ

奇蹟の輝きのゆみんぐのレビュー・感想・評価

奇蹟の輝き(1998年製作の映画)
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オラ死んで天国さ行くだ、のロビン・ウィリアムズ。現世に残した嫁さんひとり。天国には以前に亡くなった息子と娘がどっかにいるはず。

なんかどうも天国ルールで、ロビン・ウィリアムズの世界では生前のお友達の姿形が別の人間のかたちに見えるみたいだけど細かいこたぁいいよね。


問題は、感性豊かな芸術家だった奥さんが子供も夫も事故で亡くなって、あとおい自殺しちゃうんだよね。 

天国にいるロビン・ウィリアムズもそれを知るんだね。

ロビン・ウィリアムズも奥さんも、人間的にはとても魅力的なのになんで天国と地獄で行き先に差がついてしまうんだろうねぇ。


自殺は、失敗した人生なんだ!!と、天国の霊の一人が言うんだけど、地獄に落ちた人は自分が死んだことすらわからず自責の念だけが残るとか何とか言ってた。

それこそ、他人と会話にならないくらいに自分を責めて悔やんで苦しみ続けるって。

いろんな天国や地獄の名作絵画をモチーフにしたような画作りは美しかった。


自分より早く、若くして亡くなった息子や娘と、そして自分の後を追って自殺した妻。ロビン・ウィリアムズは家族とどう向き合うのか、という映画ですね。


ちゅうてもロビン・ウィリアムズも亡くなってしまったんだよなぁ。しかも自殺たぁねぇ。悲しい話やね。
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