Harigane

ホームレス中学生のHariganeのレビュー・感想・評価

ホームレス中学生(2008年製作の映画)
3.4
<あらすじ>
お笑いコンビ「麒麟」のツッコミ、田村裕の自伝的小説の実写化映画。
中学生の裕は学校の1学期が終わり家に帰ると、家具一式が外に放り出されて、「差し押さえ」のテープが貼られている。
そこに帰ってきた父が、「誠に残念ではありますが、家には入れなくなりました。これからは各々が頑張って生きてください。解散!」と言い、そのまま姿を消してしまう。
残された兄(西野亮廣)、姉(池脇千鶴)と裕(小池徹平)はバラバラとなってそれぞれ生きていくことを決意する。

<感想>
小説も読んだことあるし、「すべらない話」などで度々話されていて内容は知っているので、忠実に再現されていて非常に観やすい内容となっていました。

改めて見ると、かなり壮絶な体験ですよね。。🙀
いきなり親と住む家がなくなるなんて、どんな心情だったんだろう。
劇中では軽快な音楽が流れているので悲惨さはそれほど伝わってきませんが、こんな環境で暮らすというのはとても簡単な事じゃない。
その壮絶なエピソードを笑いに変えてしまうという麒麟の田村さん、凄いなぁ✨

特に大きな感動などあるわけではないですが、周りの暖かさにほっこりできて、気楽に見れて笑顔にもなれる、楽しい映画でした😊
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