「はい、むしろ爽やかから出来ている人かと」
「いつか、届くだろうか、大きくなったこの気持ちが」
「私より道するの初めてで、胸が一杯でー早く食べなよ、伸びちゃうよ」
「爽子友達できたの？どんな子？」
「そんな器用なことが出来たらもっとどうにかなってるって」
「なぐさめてやろーか」
「人のせいにすんな、人のせいにしたって何も解決しねぇぞ。結局は自分で何とかするしかねぇんだ、それが俺のせいでもな」
「なんだ、私らの間でも知らないこと一杯あんじゃんー案外、聞いてみないと分からないことばっかだね」
「私らさだこのことばっか考えてんねーこんなの、もう友達じゃん」
「でも、矢野さんと吉田さんのことは諦めきれなかった」
「さだこ、もう一人でいることに慣れないでよ」
「さだこ、知ってる？友達ってさ気づいたらもうなってんの」
紙チェック ペラ
「恋愛感情って分かります？ー他とは比べられないくらい大切で特別な気持ちーどうして特別だと分かったんですか？ー気づいたら特別になってた」
「俺はずぅっとちづる一筋、今の内緒な」
「来たんだよ、あのアーモンドっぽい女と」
「知ってるよ、風早が私のこと好きじゃないことくらい」
「私に告白されて少しでも嬉しかった？ー嬉しかったよ、ありがとう」
「ねぇ、どうしよう。爽子泣いてる」
「爽子に会えたときは嬉しかった、あんなに嬉しかったことはなって言うくらいホントにホントに嬉しかったんだ。まぁ、お母さんに会えた時も嬉しかったんだけどね」
「だったら行かなきゃ、本当に行きたい時には全部放り投げて行くもんだから」
