ウォンバット

プラトーンのウォンバットのレビュー・感想・評価

プラトーン(1986年製作の映画)
3.4
戦争によってなんの関係もない民間人が犠牲になる。家を焼かれて、食べ物を奪われて身体も心も傷つけられる。こんなことがあっていいわけがない。でも実際にそれがこの映画の中では起こっている。いや映画の世界だけでなく、今ウクライナでは実際に何千人、何万人もの人が殺され、傷つけられている。

戦争中は人を殺す恐怖がある一方で殺される恐怖もある。だから自分を守るために人を殺す。そしてあの時、村の人を殺してしまったことから始まった悲しみの連鎖。戦争は人を狂わせる。この映画を観て改めてそう思った。

2022/5/9
ウォンバット

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