プラトーンの作品情報・感想・評価・動画配信

プラトーン1986年製作の映画)

Platoon

上映日:1987年04月29日

製作国:

上映時間:120分

ジャンル:

3.7

「プラトーン」に投稿された感想・評価

僕らは敵と戦っていたのではない。自分と戦っていたんだ。敵は自分の中にいた。
yuta

yutaの感想・評価

4.0
「ともかく生き残った僕らには義務がある。
戦場で見たことを伝え、残された一生苦労して、人生を意義あるものにすることだ」


自分自身あまり歴史を知らないし、授業で習って覚えている人も実際は経験をしていない。
戦争に関連した作品すべてに当てはまることだが、今生死を分けるような生活をせずに普通に暮らせているその背景には、壮絶な歴史があったということをいつまでも忘れずに伝えてくれているものであると感じている。

と思ったことを書いた後に軽いことを書くが、今までプラトーンの主人公はウィレム・デフォーでエンディングで最期を遂げるものと思っていたが全くの間違いだった。
bol

bolの感想・評価

4.5
オリバー・ストーン監督自身の従軍体験を基にベトナム戦争の実態をリアルに描いた戦争ドラマ。凄まじかった。

始終戦争の残酷さや無意味さを突きつけられる。
殺されてしまうかもしれないという緊張感や敵への憎悪、人種間の差別観、隊内での人間関係や仲間間での疑惑、悪環境の中の疲労感など、様々な感情や価値観が入り混じり、正常な思考ではいられなくなる。

積りに積もった結果が村人虐殺のシーンだと思う。道徳上間違っていると通常であれば考えられても、味方が次々に殺されて行く中で、まともに状況把握ができるとは思えない。決して肯定できる行為ではないが。

個人的に一番辛かったシーンは中尉の司令ミスの場面。緊迫状態で正常な判断が出来ないにしろ、あんな能無し上司のミスで沢山の軍人が亡くなって行くシーン。
しかも味方の砲撃で。
本当に腹立たしい。仲間が信じられなくなる。こんな状況だからこそ、団結しなくてはならないのに。

チャーリー・シーン演じるクリスの表情の変化が凄い。序盤の新米兵から終盤には煙草咥えながらの険しい顔つきに。まさに兵士の顔でした。

プラトーンと言えば、というエリアス軍曹のあのシーン。辛いけれどもかっこいい。
一人で立ち向かって行くシーンやバーンズと対面するシーンなど全てのシーンにおいて魅力が詰まっていた。
これで主役じゃないのか不思議。

戦争は二度と起こしてはいけないと強く感じさせられた。
記録

オリヴァーストーンという監督を知った作品。戦争映画は好きじゃないのにわざわざ劇場へ観に行った。
ヨウ

ヨウの感想・評価

3.9
ベトナム帰還兵である監督自身の実体験に基づいてベトナム戦争の実態を生々しく描く。退廃したアメリカ軍の内部状況。執拗なベトコンのゲリラ攻撃。混沌とした戦場下で纏わりつく不安と憎悪が体内を蝕んでいく。緊張が張り詰める空間に我々共々押し込められ、異様な逼迫感に襲われる。人間の汚い本性が露呈してしまう展開にやりきれない思いに駆られた。戦争は関わる者全ての精神をズタズタに引き裂いてしまうという警鐘を端的に表しているのだろう。善と悪の天秤すら機能しなくなる内面的破壊模様はあまりにも酷い。この惨禍を二度と引き起こしてはならないという反戦への意志が改めて強まった気がする。危機迫る戦場において繰り広げられるシリアスかつフラジャイルなヒューマンドラマで狂気の核心をつく戦争映画。凄まじい出来事の数々を目にした主人公テイラーは決して過去から逃れられないが先の人生を懸命に歩むことを決めた。その姿に監督自身の思いを反映させたのだろう。不気味な余韻を残しながらも感慨深い気持ちに至らせる傑作だ。既視感のあったエリアスの最期が記憶に強烈に焼き付いた。歳を重ねるごとに何回も観てそのメッセージ性や真髄を噛み締めていきたいと思えた。
MarySue

MarySueの感想・評価

4.0
ベトナム戦争を描いた作品。

いつも思うけど、戦争に善悪は無くてどの視点からどのように描くかで印象が変わってしまう。

チャーリー・シーンよりウィレム・デフォーの方が主役格に思えるのは、やっぱり名脇役と言われる由縁かな。

戦争は人の心を映す鏡。本性が見えてくる。

風邪が一応治ったので良かったー。でもまだ体調は良くない。もしかして…
マスン

マスンの感想・評価

3.8
巨匠、オリバー・ストーン監督が自らの体験を元にベトナム戦争を描いた衝撃作。
1986年度第59回、アカデミー賞で作品ほか4部門を受賞した戦争映画。臨場感と緊迫感に満ちた戦場、隊内部の対立、兵士たちの日常など、細部にまで至るリアリティが凄まじい。U-NEXTレビュー

ずいぶん前に見た作品。ウィレム・デフォーが両手を上げる、あのシーンが強く残っている。
「プラトーン」とは軍隊の最前線小隊の意味だそうで。

チャーリー・シーンが好演。
志願兵として入隊する。うぶだった兵士が、この戦争で過酷な状況を目の当たりにしながら成長していく。村人の虐殺、戦争の凄まじさ、何よりも隊の中での対立。
顔に大きな傷のトム・ベレンジャー、誰も背けられない存在。

戦争のなかでの正義とは。
戦闘シーンよりも、兵士間の対立の恐怖があった。
ベトナムの民間人を殺戮するシーンに聞かれる、ベト語特有の音程アクセントの響きが物悲しい。しかし、なぜか米兵の殺しの衝動に移入してしまうようにも出来ている
つまり戦争映画として非常によくできている
身体の小さなベトナム兵が移動に使っていたクチ・トンネルに入ったことがある。貧困と知恵と異常な湿度を感じながら、俺はやはり彼らからすれば米兵のようなものなのだと思った
小汚い資料館で、コーヒー豆を買った。実家に帰ると、挽く機械がなかった
皆さん当時無名だったらしい。ウィレムデフォーが純粋な善を司ってるなんて

ハリウッドなのに発砲音とか光がしょぼかったけど低予算だったらしい
オリバーストーンが戦争の狂気を描く

ベトナム帰還兵の監督からのメッセージ

黒アリが服に入るのが一番怖い
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