ハシオ

プラトーンのハシオのレビュー・感想・評価

プラトーン(1986年製作の映画)
3.5
本作は、オリバー・ストーン監督による1986年公開のアメリカ映画。
第59回アカデミー賞 作品賞、第44回ゴールデングローブ賞 ドラマ部門作品賞を受賞しています。
名作として有名ですが今更鑑賞。

内容としてはベトナム帰還兵であるオリバー・ストーンの経験を基に、アメリカ軍による虐殺、強姦、仲間内での殺人等々…リアルなベトナム戦争を描いたものになっています。

この映画で映るものはベトナムのジャングルがほとんど...。
だからこそまるで自分も一緒にいるかのような気分になっていきましたね~。
特に村のシーンは圧巻で、当時アメリカ国内でどんな反響だったんだろう…笑

個人的に印象的だったのは物語の途中、主人公のクリス・テイラー(チャーリー・シーン)が「社会でもバーンズ軍曹のような奴がのさばっている」と同僚と話しているシーンがありましたが確かにその通り…。
戦争が終われば...除隊すれば...ハッピーになれると信じる彼らだが、日常に戻ったら戻ったで辛いことも多いという…。

だからこそラストにはカタルシスが感じられました。
あと恥ずかしながらポスターやパッケージでも有名な天を仰ぐシーンはラストだと思ってました笑
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