松井の天井直撃ホームラン

ミュージック・ミュージックの松井の天井直撃ホームランのレビュー・感想・評価

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↓のレビューは、以前のアカウントにて投稿したレビューになります。

☆☆☆★★

これは『ミュージック・ミュージック』を監督したナンシー・ウォーカーが、初めての映画出演作品『Best foot forward』(日本未公開)での、ハリー・ジェームスとの共演場面。

踊るハリー・ジェームスの姿は、超貴重映像かと思います。
https://youtu.be/yaaCwDevsEI?si=JbOltpUWkxaP23L7

彼女は、ブロードウェイミュージカル『踊る大紐育』のオリジナルキャストでも有る
https://youtu.be/7sqFcwXjcC0?si=c9jITyaEn6WQT4Q-

こちらが映画版『踊る大紐育』
彼女が演じた役はベディ・ギャレットが演じている。
https://youtu.be/fQj3sbXivYY?si=79Lynt4tCFISSdCj

ブロードウェイ版での『踊る大紐育』には、映画版でカットされた楽曲が有りますが。彼女が歌うこの曲は、その中では有名な曲。
https://youtu.be/WC1-tfdpqcM?si=o2RxA7827egg5Aum

彼女はハリウッドで活躍した後に、テレビ界に進出し、そのコメディエンヌとしての才能を開花させます。
こちらは、その当時にレコーディングされたLPレコード。(幸いにも昔、渋谷に有ったレコードショップ「すみや」で購入する事が出来ました。)
https://youtu.be/ZYCtyhVx8uQ?si=wu9Yio6cWuvsQLIH

テレビドラマ『署長マクシミラン』で共演したロック・ハドソンとは迷…名コンビとして、お茶の間の人気者になります。
https://youtu.be/5hGUY6F0ojU?si=qeGtHqm5LG71eUgK

その人気振りから、彼女は自分の冠番組のテレビショーを持っていた様で。この映像がそうなのかも知れません。
(正確には、ググッたらキャロル・バーネット・ショーでしたが)ロック・ハドソンと一緒に。
https://youtu.be/_e47VbEpW1s?si=cC-JNZ8uYKyDCn0r

ナンシー・ウォーカーは何故『ミュージック・ミュージック』を監督したのか?

以後、単なる私の思い込みにしか過ぎません。

彼女は栄光のハリウッド映画を知り、ブロードウェイ華やかし頃も知る女優。
彼女が銀幕を去り、舞台も辞めたのは。ハリウッド映画界、ニューヨークのブロードウェイ共に、明るく楽しい作品が無くなってしまったからでは?…と。

『ミュージック・ミュージック』が製作された頃のブロードウェイは、ロンドンミュージカルが華やかな時代だった。
それまでの、男女の他愛ないボーイ・ミーツ・ガールと言った内容とは違い。巨大なるスペクタクル音楽劇と言えば良いだろうか。

そんな風潮に。華やかな栄光の時代を知るハリウッドミュージカル女優として、彼女は一石を投じたかったのではなかったのか?
そんな気がしてならないのです。

栄えあるゴールデンラズベリー賞
第1回受賞とゆう名誉?を受けてしまった『ミュージック・ミュージック』

でも私は、この仮説が当たっていたとしたのならば。どうしても、この作品を擁護したくなってしまうのです。
当時は、スペクタクルなロンドンミュージカルに押されて、忘れさられていたバークレーショットを再現したり…を考えたならば。
(この作品のおかげか?当時のコカコーラのCMにバークレーショットが採用されていた…と、一方的に思っています。)

幸いにも一部の人にの間では、カルト映画として人気が有る…と聞くと、ちょっとだけ嬉しい気持ちです。

全米予告編
https://youtu.be/IovAHTW0qRU?si=Ovy9Ag-p3zMfwPFJ

最後に、♬ can't stop music ♬ や ♬ Y・M・C・A ♬は有名だけれど。映画本編中で、最高に中身の無いナンバーの♬ Do The Milkshake ♬をショートバージョンにて
https://youtu.be/m7yMd5aCMXE?si=ZJZ6Yz7MGZ3D32KM


1981年?1982年? 飯田橋佳作座 日時不明