このレビューはネタバレを含みます
良い!すごく良い!
1989年公開。
やばい。89年でこのファッションに髪型だった!?ってくらいけっこうクセが強いビジュアル。でもなんか逆にいい。田舎のマドンナって感じ。
若いころのジュリアロバーツ、かわいい。
トルーヴィの美容院に集まる6人の女性がみんな素敵。
シャーリー・マクレーン演じるウィザーのファッション好き。
サリー・フィールドの母親役は本当に素晴らしかったな。怒ったり笑ったり泣いたりの母親の表情。
原作を書いたロバート・ハーリングの妹スーザンの実話が基になってるんだね。悲しい...
ここで言うマグノリアは、アメリカ南部を象徴する花木タイサンボクを指す。
シェルビーとジャクソンの結婚式のシーンではロバート・ハーリングが牧師に扮しており、シェルビーが入院した病院のシーンでは実際にスーザンの治療・看護にあたった医師や看護師たちが出演した。
By Wiki
え!すごいね!
この映画の何がいいって、最後。最後が素晴らしかったな。
シェルビーが死んでしまって葬儀もして...ものすごく悲しい雰囲気のラスト。その後時間がたって妊娠したアネル。すっごい良い天気の原っぱにご近所さんみんないる中、アネルの赤ちゃんが産まれそうになって原っぱから旦那や近所のみんなで車とバイクで急いで病院に向かってるシーン。ゆっくりゆっくりカメラが遠ざかって空から見てるみたいになったあのシーン。
悲しかった気持ちが、とっても温かい気持ちになった。
さっきまで悲しい涙だったのが、なんだか幸せの涙が流れた。
ものすっごく“希望”みたいな感情が溢れ出て止まらなかった。
これってすごくない!?
あの最後の展開というかなんだろう、あの映画の締め方の雰囲気は最高だったな。
こんなにダイレクトに“希望”を感じれるって。その数分前まで悲しくて涙を流してたのに!
こんな風な終わりの映画って、大好き。
なんかすごく良い映画だった。
とってもおすすめ!
6人の女性のどの人の目線になってみても良いと思える映画。
たまに観返したりしたい映画でした!